2017年8月2日、韓国・YTNによると、韓国のナム・クォニ慶北大教授は同日、「日韓両国の教授らが合同で、日本のコレクターが保有する大東輿地図の筆写本の調査を行い、鬱陵(ウルルン)島の右側に『于山(ウサン:竹島の韓国名である独島の旧名)』と表記された島を確認した」と明らかにした。
ナム教授は「金正浩(キム・ジョンホ)が1834年に作成した朝鮮半島の地図『青邱図』には独島が描かれているが、それ以降に作成した大東輿地図には独島がない」とし、「木版本での不足を、後で筆写本を作成した際に補足したものとみられる」と説明した。
これ以外にも、今回の大東輿地図の筆写本には、木版本にはない地名や建築物、歴史的な記録など約2000件の地理情報が記載されているという。
現在、独島が描かれた大東輿地図は日本の国会図書館に1巻、財団法人である韓国研究院に1巻あることが分かっている。
この報道に、韓国のネットユーザーからは「なぜそれを日本人が持っているの?早く韓国に返すべき」「韓国の大事な文化財を取り返さないと!」など地図の返還を求める声が寄せられている。
また、「そんなものをいくつ発見しても意味はない。それは昔のことであり、今は守れずにいるのだから」「だから何?韓国政府は日本に対し、自国の意見をはっきりと主張することすらできないのに」など韓国政府に対する批判的な声も。
そのほか「証拠探しはもう十分。日本は韓国の土地だということを分かった上で主張している」「勝敗を決めるのは証拠資料ではなく国力だ」と指摘する声や、「韓国人は『独島は韓国領』と主張しているが、なぜ韓国領なのかは答えられない」と嘆く声、「独島関連の研究者数や支援額は日本に大きく負けているという。科学技術もいいけど人文学への支援も急がれる」と主張する声もみられた。
中には、記事に掲載された大東輿地図の筆写本の写真を見て「本当に于山が独島なのだろうか?鬱陵島との距離が近過ぎるようだけど」との疑問を示すユーザーもいた。
レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年8月2日水曜日
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