ティラーソン氏は会見で、7月の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射も「決して受け入れられない」と非難した。「まずは外交手段に訴える」と述べながらも「北朝鮮の脅威には軍の即応体制を確保することで対応する」と話した。軍事力を用い「躊躇(ちゅうちょ)なく日本の安全保障に対応する」と日本への拡大抑止にも触れた。
マティス米国防長官は「北朝鮮は挑発行為を終える必要がある」と批判した。「脅威と脅迫の道をやめなければ、北朝鮮だけでなくあらゆる国にとって好ましくない」と述べた。「日本は脅威の最前線だ。米国の軍事能力で防衛することは揺るぎない」と言及。日本防衛に関与しつづける方針を示した。
河野太郎外相は「北朝鮮に圧力を強めることで一致した」と表明した。「中国に北朝鮮の行動を改めさせる具体的な措置を求めていく」と中国を名指しし対応を促した。
米の姿勢を受け、小野寺五典防衛相は「米国の揺るぎない拡大抑止の重要性を確認した」と歓迎した。警戒監視活動や共同訓練で米軍との連携を拡大する方針を示した。
協議後に日米両政府が共同発表した文書には北朝鮮への圧力を強化する方針を明記した。自衛隊が自国防衛で役割拡大する考えを盛り込んだ。
2プラス2で日本側は、防衛大綱の見直しや2019年度からの中期防衛力整備計画の策定作業に入る方針を伝えた。記者団の取材に応じた小野寺氏は「(防衛大綱の)不断の見直しは必要なことだと米側も理解している」と述べた。
2プラス2後には日米防衛相会談を開いた。弾道ミサイル防衛で陸上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の導入方針を伝えた。アショアは米国製。導入への協力も要請した。日本側によると、米側は歓迎した。
日米外相会談も開いた。北朝鮮との対話路線に転ずる条件について「非核化に向けた真剣な意思と具体的な行動が重要」との認識で一致した。現時点で圧力の方針は維持する。
オーストラリア東部沖で墜落事故を起こした米軍新型輸送機オスプレイの日本国内の飛行を巡っては2プラス2で日本側が安全な運用を求めた。 日経新聞より
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