2017年8月3日、韓国経済新聞によると、韓国の自動車大手・現代(ヒュンダイ)と傘下の起亜(キア)自動車の7月の米国での販売が、前年同期比で20%近く減少した。減少は7カ月連続となる。
米国を代表する自動車専門誌「Automotive News」などによると、現代・起亜車の7月の米国内販売台数は前年同月比18.2%減の11万466台。内訳は、現代車が27.9%減の5万4063台、起亜車が5.9%減の5万6403台だった。
米国市場全体の販売台数も141万台余りと前年同期比で6.9%減少しており、ゼネラルモーターズ(GM)は15.4%減、フォードは7.4%減、フィアット・クライスラーは10.3%減など、米ビッグ3も苦戦しているが、現代・起亜車がより厳しい状況であることが分かる。
現代・起亜では特に、主力車種の不振が目立つ。現代の主力セダン「ソナタ」の販売数は1万648台で、前年同期比で48.4%減少した。小型クロスオーバーSUV「ツーソン」は1万1257台(同45.7%増)で歴代最多販売記録を立てたものの、他の車種はすべて販売量が減少した。起亜は準中型セダン「K3」が16.7%増の1万2022台と善戦したが、他の車種は振るわなかった。
現代・起亜自は販売減の原因として、収益性の低い「フリート販売(レンタカー業者などへの販売)」を減らしている点を挙げた。同社の関係者は「フリート販売比率が昨年7月の半分以下となる10%を下回る水準になった」とし、「目先の販売量は減少したが、中古車残存価値の維持に役立つため、長期的にはプラスの効果がある」と説明した。
これについて韓国のネットユーザーからは寄せられた声をみると、販売低迷について、過激なストライキを繰り返し他社との競争力を失わせた労働組合が原因とする意見が大勢のようだ。コメント欄には、「自業自得だ」「会社がこんな状態でも組合員は裕福な暮らしをしている」「組合も責任を取れ」「組合のせいで会社の競争力が奪われている」「こんな状態でも、組合はストをやめない」「販売実績が上がろうが下がろうが、組合員の給与だけは上がり続ける」など、組合への厳しい意見が並んだ。 レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年8月5日土曜日
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