2018年4月2日月曜日

香港のスーパーに金ちゃんヌードル?「日本好き過ぎ」の店が生まれた理由

販売商品の6割が日本の商品。こんなスーパーマーケットが香港にあります。店内を見ると、自分の地元でしか売っていないようなマニアックな商品も。香港の人、実は日本好きが多く街中では、あの有名なインスタントラーメンの専門店まであります。いったいなぜ? そこには香港ならではの、日本への「憧れ」がありました。

店内6割は日本の商品

スーパーの名前は「YATA(一田)」で、日本語の「やった!」から来ています。私が3月5日に訪れた香港の新興住宅地にある店舗には、入り口にてくまモンがお出迎え。店頭の最前列には「あまおう」など日本産のイチゴがずらりと並んでいました。店内の商品の6割が日本の商品だそうです。

奥に入ると日本のお茶を売る特設売り場があったり、日本のインスタントラーメンがたくさん置いてあったり。店員が常駐して日本酒の試飲が出来るコーナーもあれば、期間限定で徳島県の特産品を紹介する棚もありました。

私は四国の高知県出身ですが、東京でもあまり見かけない徳島製粉の「金ちゃんヌードル」が売っているのを見て懐かしさと、不思議な感覚を持ちました。

香港にすでに11店舗

YATAは元々、西友でした。1990年に香港に進出しましたが、05年に地元企業が事業を買収して店舗や流通網を引き継ぎました。08年に「現代の日本式生活百貨」というコンセプトを掲げ、現在の名前に変更しました。

スーパーや百貨店の形態で香港内に11店舗を展開し、特に直近の1年間で4つの新店舗を出したそうです。多くが観光地ではない香港の住宅街近くなどの生活に近い場所にあります。

売上高も市場の平均よりも高い成長率を維持しているそうです。黄思麗・最高経営責任者は「香港の消費者は日本好きが多い。日本で出た最新や期間限定の商品もすぐに仕入れています」と話します。

背景にある「日本好き」

実は香港の人々は「日本好き」だそうです。日本政府観光局の調査によると、人口約750万人のうち、2017年は前年から21.3%増の約223万人が日本に旅行しています。

yahooニュースより

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