宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙での長期滞在に欠かせない高性能の浄水装置の開発に乗り出した。
米国が主導する月上空の基地での利用を目指し、まず今年末にも国際宇宙ステーション(ISS)に装置を打ち上げて実証試験を始める。
ISSでは、宇宙飛行士が生活するのに必要な水を、地球からロケットで運搬しているほか、飛行士の尿を飲料水に再生して確保している。
しかし、地上400キロ・メートルのISSでも水1リットルを運ぶのに300万円以上の費用がかかるとされる。38万キロ・メートル離れた月上空の基地が実現した場合、輸送コストが大きな課題となるため、高性能の浄水装置が求められていた。
現在、ISSでは米航空宇宙局(NASA)の浄水装置に頼っているが、尿から飲料水を作り出す「再生率」は75~85%だった。これに対し、JAXAと国内の水処理装置メーカーが共同開発している新装置は、消費電力はこれまでの半分、大きさは4分の1となる。高温高圧で尿に電気を通して不純物を処理する特殊な技術を使って、再生率85%以上を達成できる。読売新聞より
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年4月1日日曜日
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