米国のイーロン・マスク氏が構想を発表した次世代交通システム「ハイパーループ」に用いる旅客カプセルXP-1の実物大のプロットタイプがさらにもう1段階の実験を通過した。実験を行ったのは「ハイパーループ・ワン」社。
© 写真: Hyperloop Technologies
米ブログサイト「TechCrunch(テッククランチ)」の報道によれば、実験はラスベガス郊外の試験区画「デヴ・ループ」で7月29日に行われ、プロットタイプは長さ500メートルの「デヴ・ループ」の中を300メートル走行し、時速310キロまで速度を上げることに成功した。「デヴ・ループ」内の圧力は実験時に海抜6万900メートルの高さの気圧レベルにまで下げられた。
ハイパーループ・ワン社は同タイプのハイパーループは時速およそ740キロまで速度を伸ばせると指摘している。
2012年ハイパーループの構想を出したのは、エンジニアで起業家、投資家のイーロン・マスク氏だ。新しい交通手段ハイパーループは飛行機の2倍早く、新幹線の3~4倍早い。さらに、列車は安全で、太陽光エネルギーで稼動する。ソコロフ氏は、ペテルブルグ国際経済フォーラムのロビーでこう語った。 スプートニク日本より
0 件のコメント:
コメントを投稿