サンダース大統領報道官は18日の声明で、今回の辞任について「ケリー氏とバノン氏の合意に基づくものだ」と説明した。
バノン氏は、16日公表された左派系誌とのインタビューで北朝鮮政策に関し、軍事攻撃の選択肢を維持する政権の方針に反して「軍事的解決策はない」と指摘。また、政権の同僚と「毎日戦っている」と述べ、日頃敵視する投資銀行出身のコーン国家経済会議委員長らをやり玉に挙げた。
さらに「米国は中国との経済戦争の渦中にある」と表明。国務省で東アジア政策を担当するソーントン次官補代行を解任すると述べるなど、自らに人事の裁量権があるかのような言動まで展開した。
米メディアによれば、トランプ氏は一連の発言に激怒。トランプ氏の娘婿のクシュナー上級顧問らがバノン氏の強硬な排外政策などを問題視し、以前から同氏の追放を主張していたこともあり、トランプ氏もこれを潮時とみて更迭に踏み切ったとみられる。
バノン氏は、トランプ氏の移民政策や孤立主義的な貿易政策、そして最近の白人至上主義擁護と取れる発言などをめぐる思想的支柱となってきたとされる。一方でバノン氏は、退役海兵隊大将のケリー氏がホワイトハウス内部の指揮命令系統の一本化と情報管理の厳格化を進める中で孤立を深めていた。
一方、バノン氏がホワイトハウス入りする前に会長を務めた右派ニュースサイト「ブライトバート」は18日、ツイッターで「(これは)戦争だ」と主張し、ホワイトハウス攻撃に転じる構えを示唆。トランプ氏もツイッターでの発言を自粛する気配は全くなく、混乱は尾を引きそうだ。 産経ニュースより
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