金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮で、党のエリート層も含め、薬物犯罪が広範囲に広がっているという。毎日新聞が23日朝刊で報じた。北朝鮮の薬物汚染については、ジャーナリストの加賀孝英氏も本紙連載「スクープ最前線」で報告している。核やミサイルで世界を恫喝(どうかつ)する北朝鮮だが、理性的な判断ができるのか。
「北朝鮮 覚醒剤蔓延」「エリート層 製造・元売り」
毎日新聞の衝撃記事には、こんな見出しが付いていた。
同紙は、秘密警察「国家保衛省」(当時は国家安全保衛部)が昨年夏ごろに開いた講演記録を入手した。
これによると、北朝鮮では、覚醒剤を「氷毒」と呼んでいるという。「21世紀の名薬」「現代式風邪薬」として広がり、エリート層にも使用者が存在。覚醒剤の製造や販売に手を染めても、党指導部に献上する生産機材や製品を持って自首すれば、逮捕・拘束されず、一切の罪は「白紙化」されるという。
北朝鮮では1990年代、覚醒剤密輸がミサイル輸出と並ぶ外貨獲得の主力だったが、国際社会の締め付けが厳しくなり、国内での密売が増えたとされる。
前出の加賀氏は「北朝鮮での覚醒剤蔓延は、日米情報当局者の間でも有名だ」といい、続けた。
「北朝鮮では自国で製造した覚醒剤を中国や韓国を経由して、日本など海外に密輸していたが、次第に各国の取り締まりが厳しくなった。最近、北朝鮮が『核・ミサイル開発』などで世界を威嚇したため、中国はさらに密輸摘発を強化した。ドナルド・トランプ米政権による、制裁強化の影響もある。
仕方なく、北朝鮮はさらに国内での密売を増やすようになり、政権中枢から女子高生にまで覚醒剤が広がっている。極めて深刻な状況だ。朝鮮半島危機を前にして、政権中枢が正常な判断ができるのか、暴走が加速しないか心配だ」 夕刊フジより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年8月24日木曜日
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