2017年8月21日、韓国ソウルにあるドーム球場「高尺(コチョク)スカイドーム」の天井から雨漏りする様子が中継カメラに捉えられ、騒ぎになっている。同球場は、総工費およそ2000億ウォン(約190億円)、6年の工期を経て15年にオープンした韓国初のドーム球場だ。
問題の映像がキャッチされたのは、20日午後に行われた韓国プロ野球リーグの試合中だった。この日、ソウルほか近郊一帯には一時大雨の予報が出され、実際に強い雨が降ったためソウルの他球場での試合は中止されたが、高尺ドームでは予定通り試合が行われていた。しかしこの「全天候型」のはずのドーム球場の天井からぽつぽつ雨粒が落ちるという、あってはならない映像が捉えられてしまったのだ。
この時、中継のアナウンサーは「ドーム球場は寒くても暑くても、雨が降り雪が降っても試合ができるのが長所ですが、雨がたくさん降ると雨漏りするのは玉にきずですね」と戸惑い気味に話したそうだ。
KBSの報道によると、屋根に落ちた雨水をためて排水する管がきちんと連結されていないのが原因とみられているという。
同球場の雨漏り問題はこれが初めてではない。昨年5月に「天井から落ちてきた水が当たった」と観客から指摘があった際、球場関係者は「天井から漏れたのではなく、ドーム内部で発生した水蒸気を集め地下に流す管の隙間から水が落ちた」と説明していた。また同7月には集中豪雨でやはり天井から雨漏りがあり、補修作業が行われた。
相次ぐ雨漏りに、韓国のネットユーザーからは「そのうちドームなのに試合が雨天中止になるかもね」「韓国の建設会社が建てたすべての建物は、天井から雨漏りが基本さ。何をいまさら騒ぐ?」「そりゃそうだ。韓国は『手抜き共和国』だからね」と、事を面白おかしくちゃかすようなコメントが多く寄せられている。
また、「日本に工事を任せればよかったのに」「瓦屋根のドーム球場にすれば、絶対に漏れなかったと思うけど」といった提案も。
さらに「これは100%手抜き工事だ。だとすると、雨よりも雪が降った時に重みで天井が崩れるのでは?」「韓国はどこに行っても問題だらけ。人の命が優先じゃないのか?三豊百貨店(ソウルにあった百貨店。1995年に突然崩壊した)の事故を忘れたのか?」と不安を訴えるコメントもあった。 レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年8月23日水曜日
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