2017年8月24日木曜日

企業の正社員「不足」、45%と過去最高 帝国データ調べ

民間調査会社の帝国データバンクが24日に発表した人手不足に対する企業の動向調査によると、正社員が「不足」していると回答した企業の比率は45.4%と過去最高となった。1年前と比べ7.5ポイント、半年前と比べ1.5ポイント上昇しており、人手不足感が一段と強まっている状況が示された。
 
企業の規模別では大企業が51.8%、中小企業が43.7%だった。業種別ではソフト受託開発などの「情報サービス」が69.7%と最も多く、「家電・情報機器小売り」の61.5%、「放送」の61.5%、「運輸・倉庫」の60.9%と続いた。

非正社員については「不足している」と回答した比率は29.4%で、1年前と比べ4.5ポイント上昇したものの、半年前との比較では0.1ポイント低下した。業種別では「飲食店」で78.0%、「電気・ガス・水道・熱供給」で66.7%となった。

帝国データバンクは「人手不足により企業収益が厳しさを増しているほか、商品やサービスの新規開発にも影響を与える事態となっている」と分析している。  日経新聞より

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...