2018年3月21日水曜日

日本で長く暮らす中国人が「久しぶりに帰国した時に思うこと」

法務省によれば、2017年6月末時点における在留中国人の数は71万1486人だった。これらの中国人は日本で暮らしつつも、中国に一時帰国することもあるだろうが、日本から中国に戻った時に抱くのはどのような感想だろうか。

中国メディアの今日頭条は1日、日本で働く中国人が「中国に帰国した時に感じること」について紹介する記事を掲載し、中国は発展と変化の勢いが凄まじいため、自分が時折「田舎から出てきた人」であるかのような感覚に陥ってしまうと伝えている。

記事は、中国人の間で近年、日本への旅行が人気となっていることを強調する一方、日本には働く中国人も少なからず存在すると紹介。旅費を考えれば頻繁に中国に帰国することはできず、数年に1度ほどのペースで帰国する中国人は多いようだが、中国は変化が速すぎて、日本で暮らす時間が長ければ長いほど、中国の変化に適応できなくなると指摘した。

たとえば、中国では高速鉄道網が拡大を続けているが、中国では高速鉄道のチケットは実名制であるため、帰国してもチケットの買い方がわからないということもあるようだ。また、キャッシュレス化が進み、スマホでの決済が主流となったことで、支払い方が分からないということもあるらしい。それゆえ中国に数年ぶりに帰国すると「まるで何もない田舎から都会に出てきた人」になったかのような錯覚に陥ってしまうのだという。

すでに成熟し、変化の速度が落ちている日本に比べ、中国社会の変化が非常に速いのは事実だ。中国経済が今も成長を続けていることを考慮すれば、中国社会がまだまだ変化を遂げるのは想像に難くない。サーチナより

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