韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相が19日(現地時間)、ブラジルで日本の皇太子徳仁親王に対し、南北対話をはじめとする韓半島(朝鮮半島)の変化についての理解と支持を求めた。
李首相はこの日、ブラジルの首都ブラジリアの外交部で開かれた「第8回世界水フォーラム」開会式場で徳仁親王に近付き先に挨拶をした。2人の対話は約3分間にわたって行われた。
李首相は「(韓半島に)一定の変化が起きている」とし「韓国政府のこのような努力と韓半島の変化を日本が理解し支持してくれるよう願う」と述べた。李首相はまた、「これまで自分なりに韓日関係の発展のために努めてきたし、今後も努力していく」と述べながら、徳仁親王に両国の関係改善へ力添えを求めた。
徳仁親王は韓半島の変化に対して理解と支持を求める李首相に、自身の立場でできることは限られているが、できることはするという趣旨を述べつつ「平和的解決を願っている」と応じた。また「歴史を学ぶ人として、過去を反省した上で良い関係が築かれることを願う」とし「両国間に良い環境ができることを願う」と述べた。
李首相は開会式終了後も退席しようとする徳仁親王を待って「東京でも、ソウルでも、またお会いできたらと思う」と挨拶を伝え、徳仁親王も「またお会いしたい」と肯定的に応じたことが伝えられた。
李首相は新聞記者時代、韓日共同取材プロジェクトに参加して、東京特派員を務めるなど日本語が堪能だ。そのためこの日の対話は日本語と英語が使って行われたという。
中央日報より
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2018年3月20日火曜日
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