ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2011年9月11日日曜日
ミネラルウォーターから高濃度の発がん性物質 市民「何を信じればいいのか」
【大紀元日本9月10日より】ペットボトルやウォーターサーバー用のボトル水にも、基準値を超えた発がん性物質が含有されていることが判明した。中国国家質検総局がこのほど、北京市や天津市、河北省などの地区の飲用水製品を対象としたサンプル検査の結果を公表。6銘柄の製品から高濃度の発がん性物質「臭素酸塩」が検出された。大手メーカーの製品も含まれている。国内メディア各社が伝えた。
検査は211社で生産される220種の飲用水製品(186種類のペットボトル、34種類のサーバー用ボトル)を対象としたもので、18種類から大腸菌群やカビなどが検出され、衛生基準を満たしていなかった。うち6種類は国家基準を超えた発がん性物質「臭素酸塩」が検出された。
6種類には、ハルビン製薬(哈薬集団)の「純中純」弱アルカリ性飲用水、内モンゴルの景友鴻鵠鉱泉飲品の「景友」内モンゴルオルドス天然砂漠水など、大手メーカー2社の製品も含まれている。
「景友」は内モンゴル自治区で開かれたスポーツ大会や芸術イベントで使用された指定飲用水として、中国全土に名を馳せる。しかし、今回の検査で、同製品のサンプルからは、国の安全基準の8倍以上の臭素酸塩が検出された。
同社の劉冬青社長は、「もしわが社の製品が不合格であるならば、小規模企業の製品はもっと問題を抱えているはず」と弁解。一方、内モンゴル質量技術監督局の王莉・部長によれば、今年第2四半期に、自治区内の97社の飲用水製品をサンプル検査した結果、合格率は76.5%しかなかったという。
「毎日飲む水さえも安全性が保障されないのならば、我々は何を信じればいいのか」と市民らは嘆き、「企業は職業道徳を守ってほしい。政府もしっかりと監督責任を果たすべきだ」と訴えた。有毒食品が氾濫する中国の現状について、インターネット上では、「経済は発展したが、社会全般の道徳基準が崩壊して、まさに互いに毒を盛る時代に突入した」と批判する。
何度も書いているように、この国は、どうしようもない国になってきたようです。生活になくてはならない水までもが、汚染されているという信じられない、それだけ、水の汚染が中国各地で広がっているのだろう。日本ならその様な水を販売すれば、犯罪であると同時に、企業としては生き残っていけないだろう。金儲けのためなら、毒をも売るというすさまじい国である。富者は安全な水を確保することは可能だが、庶民や農工民はそんな水でも飲まなければならない。いずれこの国は滅亡するか、暴動が起こるのではないかと思う。一党独裁政治は、すでに限界に来ているというべきか。
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