2011年9月9日金曜日

ギリシャ国債利回り19%突破

時事通信

週明けの5日の欧州金融市場でギリシャ国債の利回りが急上昇、10年物は19.4%台とユーロ導入後初めて19%を突破しました。欧州連合と国際通貨基金(IMF)による審査中断など、同国支援が嫌気がされた格好です。
また、株式市場も金融株を中心に大幅に売り込まれたほか、短期金融市場ではロンドン銀行間取引金利が急伸。欧州の債務危機・金融システム不安が再燃しており、世界の金融市場は再び緊迫した局面を迎えています。
ギリシャ支援を巡っては、EUと国際通貨基金(IMF)が先週末、融資実行のための審査を中断。同国政府は「当初から予定されてもの」としていますが、地元報道などで「ギリシャ政府が追加緊縮策を拒否したためと」とも伝えられており、警戒感強まっています。また、週末のドイツ州議会選挙で国政与党が大敗したため「欧州金融安定基金」の権限拡大などギリシャ追加支援の実施が進みにくくなったと受け止められたと見られます。

ギリシャは欧州連合から離脱し、自国の通貨を発行すべきではないかと思う。一度デフォルト(債務不履行)し、一からやり直した方が、ギリシャ国民も納得するのではないかと思う。ギリシャの国債はドイツやフランスの銀行が所有しているので、デフォルトされるとそれらの銀行は大きな損失を被ることになるが、それが、世界の金融に与える影響は、大きいので無理なのだろうか。

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