世界経済は危険な局面=金融安定化へ結束、IMF委員会声明
ギリシャに端を発するユーロ圏危機の対応が世界的な課題になってきている。国際通貨基金(IMF)、国際通貨金融委員会などが声明を発表し何とか、収束に向けた努力をしている。世界的な経済の減速で経済の成長や加速を強調しているが、声明を出せば経済が良くなるほど甘い物ではないと思うのだが、とりあえず出さなければならないから出した感が否めないと私は思ってしまう。
先日、ニュースでギリシャのデモを見た。インタビューで教員の給与が4割もカットされたと言ってデモに参加している。仮に20万円の手取りが12万円になる勘定である。これでは生活が出来ないと怒りをあらわにしていた。独では一日も早くギリシャをユーロ圏から排除すべきであると、独国民は語っていた。これだけ、ユーロ圏での加盟国で温度差があれば、いつかは崩壊する日はそう遠くない気がする。独与党は地方選挙では連敗続きである。メルケン首相も頭が痛いのではないかと思う。足下の政権の基盤が揺らぎ始めている、半面ユーロ圏を守らなければならないので、板挟みである。
IMFCには24カ国の財務相や中央銀行総裁らが出席。日本からは日銀の白川方明総裁と財務省の中尾武彦財務官が参加した。日本も対岸の火事ではないはずである。いつ、日本国債の金利が上昇すれば、金利支払いだけで日本の財政はパンクする、日銀は低金利政策を取り続けている。これだけ、金利が安いと日本に投資する奇特な投資会社はない。
この声明が市場にどのように反応するかにかかっている。国際通貨基金(IMF)や欧州金融安定基金(EFSF)が声明を出しても、市場は拒否すれば単なる声明に終わってしまう。ギリシャに融資すればするほど、危機が積み重なっていくことになるのではないかと思ってしまう。
個人的にはギリシャはユーロ圏から離脱し、ギリシャ国民の合意で国を再建すればいいのではないかと思う。半面、激痛も伴うからそれなりの覚悟は必要ではあるが。ギリシャに投資したお金は水の泡になる、そうなれば、世界の金融はパニックになる、どちらを選択するか、ユーロ圏は何としても金融パニックだけは回避したい思いだけに難しい運営を余儀なくされる。
個人的な意見です。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2011年9月25日日曜日
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