ギリシャのデフォルトを回避するために、欧州連合はポーランドでユーロ圏の財務相会合を開き、ギリシャの債務問題に端を発する危機への対応を協議、デフォルトを回避するために追加融資を決めました。しかし、ギリシャの財政赤字の削減は見通しとはほど遠く達成できないと表明。各国が批判しました。米国のガイトナー財務長官もゲストとして会合に出席し、債務や金融で「国際協調」の姿勢で臨むと発言しました。
ギリシャのデフォルト回避は、一時しのぎに過ぎないのは誰の目にも分かっているのに、カンフル剤で、生き延びている重症の患者である。
ギリシャでは公務員の退職が相次いでいるそうである。今やめれば退職金や年金受給もできる。まだ、これからも公務員の早期退職者が続出しそうな勢いだという、その退職金や年金だけでも相当な金額である。今のギリシャにそれを支払うだけの財源はない。ユーロ圏から融資を受けても、その退職金と年金できれいになくなってしまうのではないかと思うが。大量の退職者で国家機能が麻痺するかもしれない。いつデフォルトするか分からない、ところへ就職するギリシャ人はいないだろう。
独、仏は何としてでもユーロ圏を守ろうと必死であろう。ギリシャがデフォルトされたらユーロ圏は崩壊するだろう。ユーロ圏発金融危機を回避するために、死に金を入れなければ持たない。
米国も呼ばれてもいないのに、ゲストとして出席している。よその国の財政云々を言う前に、自国の財政も危機的な状態であるのに、よく言えたものである。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2011年9月18日日曜日
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