2018年11月1日木曜日

宇宙実験の試料回収カプセル、11日に地球へ帰還 JAXA発表

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1日、国際宇宙ステーション(ISS)の実験で作成した試料を積んだ回収用の小型カプセルが11日、地球に帰還すると発表した。日本がISSから物資を持ち帰るのは初めてで、南鳥島周辺海域に着水し船で回収する。
 
カプセルを積んだ物資補給機「こうのとり」7号機が8日未明、ISSを離脱。カプセルは11日午前に分離され、13日午前に筑波宇宙センター(茨城県)に届いた後、内部の試料が研究者に渡される。

こうのとりはISSから離脱すると大気圏で燃え尽きるため、物資を持ち帰れない。このため日本は試料の回収を米露の宇宙船に頼ってきた。

7号機は9月、カプセルのほかISSの主電源となる日本製リチウムイオン電池のバッテリーなどを運んだ。離脱時には不要になった旧式の電源を搭載し、廃棄する計画だった。

しかし先月11日、ソユーズロケットが打ち上げに失敗し、搭乗した米露2人の飛行士が緊急脱出して帰還。ISSに滞在する飛行士が予定より少なくなり、電池を交換する船外活動ができなくなったことから、旧式電池の廃棄は見送る。産経ニュースより

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