2016年12月3日土曜日

なぜ韓国・歴代大統領の半数が「非業の死」を遂げているのか?

急落する朴槿恵政権の支持率


朴大統領親友を拘束=国政介入疑惑、重大局面─証拠隠滅の恐れ・韓国 – 時事通信 2016年11月1日

朴槿恵大統領が親友の民間人女性である崔順実氏に極秘文書を見せてアドバイスを貰っていたという疑惑で、韓国は大揺れとなっています。さらには大統領府から多額の資金が彼女の財団に流れておりその資金を私的流用していた疑いも浮上しています。

10月31日、崔順実氏が逮捕されましたが、朴槿恵大統領の支持率は15.5%台まで急落しています(※編注:本稿執筆時点。11/18現在の支持率はさらに低下し5%となっている)。直接選挙で選ばれた大統領の支持率がここまで低下するのは極めて異常です。もっとも、台湾の馬英九前総統はかつて支持率が10%以下になり、「9%総統」と呼ばれていましたから、朴槿恵大統領もまだいいほうでしょう。もっとも、馬英九政権の不人気ぶりから今年の国政選挙では国民党は大敗、70年に
わたる国民党による華僑王国体制が総崩れとなりましたが。
 
【関連】朴槿恵政権「支持率5%」大崩壊で日韓慰安婦合意が白紙に!? 黒幕は誰なのか

大統領府の近くで行われたデモでは、ギロチンの模型が登場したそうです。要するに、「大統領の首を切れ」ということなのでしょう。ネットでは朴大統領を「マリー・パクトワネット」などと呼ぶ人もいるそうで、不満が爆発寸前のようです。

韓国大統領府近くに謎のギロチンが登場、国民の怒り表明か=韓国ネット「マリー・パクトワネット…」「これを見ただけでも気分すっきり!」

暗殺、処刑、自殺…歴代大統領の「尋常ではない」末路

これに対して朴槿恵大統領は主席秘書官を刷新し、内閣改造で乗り切ろうと目論んでいるようですが、それで人気が回復するとは思えません。朴槿恵大統領の任期はあと1年半ほどです。朴槿恵大統領は、大統領の任期を2期10年に延ばす構想を持っているといわれていますが、それも水泡に帰したとでしょう。このままでいけば、大統領退任後に逮捕されるのは確実でしょう。

韓国の歴代大統領のほとんどは、暗殺されるか逮捕されるかといった悲惨な末路が待ち受けています。言うまでもなく朴槿恵大統領の父親である朴正煕も暗殺されました。韓国には朴槿恵大統領を含めて、11人の大統領が誕生していますが、その半数近くが尋常ではない辞め方や死に方をしています。

  • 李承晩:不正選挙に反発した民衆のデモにより失脚、アメリカに亡命
  • 朴正熙:在任中に暗殺
  • 崔圭夏:全斗煥の粛軍クーデターにより辞任
  • 全斗煥:退任後に粛軍クーデターや光州事件で死刑判決
  • 盧泰愚:退任後に粛軍クーデター、光州事件、不正蓄財で死刑判決
  • 盧武鉉:在任中の収賄疑惑が持ち上がり、退任後に自殺

あまりに多くの大統領経験者が、次の政権によって裁かれたり、悲劇的な終末を迎えるため、新大統領の誕生は「5年に1度の易姓革命」とも呼ばれるほどです。

朴槿恵大統領は母も父も凶弾に倒れましたが、娘までが退任する1年半後に逮捕されるとなれば、これは彼女自身の問題のみならず、韓国人のさだめとしかいいようがありません

なぜ韓国の大統領は悲劇的な末路しかないのか。ひとつには朝鮮半島の特色でもある「朋党の争い」(党派同士の暗殺や虐殺の伝統がいまだに残っていることが挙げられます。朝鮮半島では必ずといっていいほど、仲間割れや派閥争いが起こり、それが亡国の原因となってきました。

統一新羅と高麗朝では、歴代国王のほぼ2人に1人が殺されるか非業の死を遂げています。李氏朝鮮が滅亡したのも、もともとは高宗の父親である興宣大院君と、高宗の嫁である閔妃との衝突が原因でした。そのためにそれぞれが外国勢を味方に引き入れるといったことを繰り返したため、朝鮮半島が戦乱の地となってしまったのです。日清戦争にしても、この李氏朝鮮内での派閥闘争が遠因となって起こったことです。

風な日韓併合時代、その後に起きた自民族虐殺事件

日韓合邦の時代は、こうした朋党の争いは少なくなり、差別制度も撤廃されて朝鮮半島が近代化しましたが、日本が戦争に敗れて朝鮮半島から撤退すると、再び朋党の争いが始まります。

上海に亡命していた大韓民国臨時政府のメンバーらは朝鮮半島に戻り、新たな国造りを行いましたが、たちまち内紛が勃発し、金九や呂運亨といった主要メンバーはいずれも暗殺されています。そして同じ民族同士が殺し合う朝鮮戦争が勃発、38度線を境に国が分裂して現在に至ります。

韓国では済州島四・三事件(1948~1954年)、保導連盟事件(1950年)、光州事件(1980年)など、政府による自民族虐殺事件が度々起きています。とくに済州島四・三事件は、島民の20%にあたる6万人が虐殺されたと言われています。

こうした民族虐殺から逃れるために日本へ密航し、そのまま在日コリアンとなった韓国人も多いと言われています。

加えて韓国人には事大大国に仕えるの気風が色濃く残っています。李氏朝鮮時代には、立太子までも宗主国である清に決めて貰わなくてはなりませんでした。朝鮮という国号も、清に決めてもらったくらいです。大国による指導や監督がないと国家運営がうまくできないというのが、朝鮮半島の特性なのかもしれません。北朝鮮にしても側近の粛清が相次いでいます。

そして儒教の悪影響も大きいでしょう。中国もそうですが、儒教は血統が重視されます。その表れとして中国の家族主義が有名ですが、韓国では中国以上に、それが純化されています。両班(貴族階級)はその最たるものです。そしてそうした意識は現在も色濃く残っています。財閥の一族主義は、不正蓄財や腐敗の温床とともに骨肉の争いの原因ともなっています。ロッテやサムスンがいい例です。

一族主義であるがゆえに、他の一族は必然的に敵ということになり、攻撃対象となります。そのために人間不信が高まり、朝鮮半島では朋党の争いが絶えなかったわけです。朴槿恵大統領も人間不信の塊で、側近すら近づけない「不通」状態であったと言われていますが、そもそも韓国の大統領は部下をそれほど信頼していないのです。

李承晩大統領は、朝鮮戦争で北朝鮮が攻めてきたときに、国民をそっちのけにして真っ先に逃げました。しかも、敵が追いつけないように橋を爆破したため、多くの避難民が犠牲となっています。

誰も信じられないがゆえに、誰からも信頼されないという悪循環

韓国では責任ある立場の人間が真っ先に逃げる先逃が伝統文化だといわれています。セウォル号の沈没事件の際にも、船長が真っ先に逃げました。韓国では誰も信じられないがゆえに誰からも信頼されないという悪循環が渦巻いているかのようです。

次の大統領が誰になっても、こうした韓国の特性からは逃れられないでしょう。いざとなれば反日で人気を回復してきた韓国ですが、そうしたことも問題の本質を避けて、安易に反日に走ればなんとかなるという風潮を助長してしまいました。しかも、朴槿恵大統領はすでに任期前半でずいぶん反日カードを切ってしまったため、これから反日に動いても効果はほとんどないでしょう。

韓国は北朝鮮との統一を目指しています。韓国政府には「統一省」まであります。とりわけ朴槿恵大統領は、統一への執念を燃やしてきました。しかし私の史観と世界観からすると、むしろ朝鮮半島に国は多ければ多いほどいい、と考えています。

ほぼ同族のバルカン半島も多国が林立、かつてのユーゴスラビアだけでもいまでは7つの国に分裂しています。近年の国民国家は、帝国や大国となるよりも、「国家と国民をはっきりと分けることが主流となっています。

北朝鮮と韓国を統一したら、これこそ悲劇しかもたらさないでしょう。かつて英国の植民地だった香港では、祖国中国への回帰こそがユートピアの道だとして、大多数がそうした考えを持っていました。しかしいまでは、香港の住民で中国人意識を持っているのはせいぜい6%くらいしかありません。

経済も政治も絶望的な韓国は、若者たちが使う「ヘル朝鮮」という言葉そのものの状態になっています。しかも今後、いっそうの落ち込みも予想されているだけに、韓国の悲劇的状況は止まりそうにもありません。  MONEY VOICEより

米国の国防長官にジェームズ・マティス氏

トランプ次期大統領は1日、オハイオ州シンシナティの集会で演説し、次期国防長官にジェームズ・マティス氏を元中央軍司令官を指名すると表明した。3年前に退役したばかりの元軍人の指名に対して、文民統制を損ないかえないとの懸念が出ています・

連邦法の規定では文民統制(シビリアンコントロール)の原則から、軍人は退役後7年間、国防長官に就任することは出来ません。トランプ政権は、議会から同規定の免除を受け、指名をする予定です。

トルーマン大統領が規定免除を適用して元陸軍参謀総長を国防長官に指名しています。マティス氏は、海兵隊出身の66歳。米国によるイラク侵攻では市民が多数犠牲になった2004年のファルージャ制圧作戦で中心的役割を果たしました。

イラクやアフガニスタンなどの中東諸国が中心の地域を管轄する中央軍の司令官も務め、13年に退役しています。

稲田朋美防衛相、国産ステルス機「心神」視察 「独自開発の選択肢与える」

 航空自衛隊岐阜基地でX-2(先進技術実証機)の操縦席に乗り込む稲田朋美防衛相=2日午後、岐阜県各務原市(彦野公太朗撮影)

航空自衛隊岐阜基地でX-2(先進技術実証機)の操縦席に乗り込む稲田朋美防衛相=2日午後、岐阜県各務原市(彦野公太朗撮影)
 稲田朋美防衛相は2日、航空自衛隊岐阜基地(各務原市)で国産初のステルス戦闘機「先進技術実証機」(通称・心神、正式名称・X2)を視察した。

視察後、稲田氏は記者団に「将来戦闘機をわが国独自で開発する選択肢を与えるための非常に重要な取り組みだ」と述べ、戦闘機国産化について平成30年度までに判断する考えを示した。

心神は11月29日、防衛装備庁に引き渡されて以降初の試験飛行を行ったばかり。将来戦闘機について稲田氏は「国際共同開発する良さもある。国内開発、国際共同開発を含むあらゆる選択肢の検討を進める」とも述べた。

稲田氏は、同日試験飛行を行った次期主力輸送機「C2」にも搭乗。隊員らに「技術面、実用面の両面から、最後までしっかりと確認し、信頼性の確かな輸送機にしていただきたい」と訓示した。
産経新聞より

X-2は国産で開発をしてほしいものである。国際開発もメリットはあるかもしれないが、国産化により得る技術もあるはずである。少し開発費が高くつくかもしれないが、第6世代戦闘機の開発をしてほしいものである。

2016年12月2日金曜日

超富裕層が最多に

民間シンクタンクの野村総合研究所が11月28日に発表した推計によると、純金融資産保有者額が5億円以上の超富裕層が2015年に、7.3万世帯と00年以降で最多となったと発表した。

調査対象とした、金融資産は、預貯金、株式、債権、投資信託、一時払い生命保険や年金保険などから構成される。純金融資産とは保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた値です。国税庁や総務省、厚生労働省などの調査による公的統計や東証株価指数、独自のアンケートなどを用いて推計したとしている。

現在と同様の方法で野村総研が純金融資産の推計を始めた2000年には超富裕層は6.6万世帯でした。08年リーマン・ショックや11年東北地方太平洋沖地震などを経て、09年、11年には5.0万世帯まで減少しました。その後、増加傾向となっています。13年から15年にかけて、超富裕層は5.4万世帯から7.3万世帯へと35.2%に増加し、保有総額も73兆円から75兆円に増えています。

野村総研は超富裕層の保有金融資産額の増加について安倍政権下の経済政策による株価上昇がこの期間続いたためとしています。アベノミクスの元で、富の加速している事を示している。

OPEC減産正式合意

【ウィーン=時事】石油輸出国機構(OPEC)は11月30日の総会で、低迷する原油価格の押し上げに向け、日量約120万バレルの原油減産で正式に合意しました。

2017年1月から実施。ロシアなどの非OPEC産油国も60万バレルの減産の方向で協力する方針で協調減産の規模は合計180万バレルに達する見通しです。

ロイター通信によると、ロシアとOPECとの協調減産は01年以来15年ぶり、欧米の原油先物相場は急伸、約1ヶ月ぶりの高値を付ける。

14年から続く原油安に手をこまねいてきた産油国、供給過剰への対策に乗り出した。

合意によると、OPECは全体の原油量の上限について、10月実績を約120万バレル下回る日量合計3250万バレルに設定した上で、国別の上限も設けました。減産期間は半年。原油価格の動向ではさらに半年間延長を可能としたほか、減産の実効性を高めるため、合意の状況を監視する機関の設置も決めました。

ロシアは約30万バレルの減産を発表。OPECと協調減産は今月9日に正式決定する見通しである。

OPECは9月に減産で基本合意しましたが、欧米の制裁解除で産油量の回復を目指すイランなどが増産を要求し、協議が難航しましたが、OPECの盟主サウジアラビアが最終局面で譲歩し、イランなどの3ヶ国が減産を免除された。

「近赤外線でがん細胞が1日で消滅、転移も治す」驚きのがん治療法を開発したのは日本人研究者!

近赤外光線免疫治療法──米国立がん研究所(NCI:National Cancer Institute)の小林久隆・主任研究員が開発した新しいがん治療法です。現在、臨床試験が進められており、2~3年後の実用化を目指しています。

がん治療法には、「外科手術」「放射線療法」「化学療法」の3つがありますが、外科手術は患者の身体への負担が大きく、ほかの2つは副作用があり、転移・再発防止などにも課題があることはご存知の通りです。

これに対し、小林さんの開発した新しい治療法はがん細胞の死滅率が極めて高く、対処が難しい転移がんにも有効です。

小林さんがウェブメディア「Mugendai(無限大)」に語ったところによると、近赤外光線免疫治療法は以下のようなメカニズムでがん細胞を消滅させるとのことです。

小林:この治療法は、がん細胞だけに特異的に結合する抗体を利用します。その抗体に、近赤外線によって化学反応を起こす物質(IR700)を付け、静脈注射で体内に入れます。抗体はがん細胞に届いて結合するので、そこに近赤外線の光を照射すると、化学反応を起こしてがん細胞を破壊します。

近赤外線は、波長が可視光と赤外線の中間に位置する光です。治療には近赤外線のうち、波長がもっとも短く(700ナノメートル:nm、1nmは10億分の1メートル)エネルギーが高い光を使います。IR700はフタロシアニンという色素で、波長700nmの近赤外線のエネルギーを吸収する性質を持っています。その化学反応で変化したIR700ががん細胞の膜にある抗体の結合したたんぱく質を変性させ、細胞膜の機能を失わせることによって1~2分という極めて短時間でがん細胞を破壊します。その様子を顕微鏡で見ると、近赤外線の当たったがん細胞だけが風船がはじけるようにポンポンと破裂していく感じです。



161121mugendai_2.jpg
近赤外線を使った新しいがん治療法のイメージ

小林さんによると、この治療法には副作用がほとんどなく、必要な設備や薬品は安価。患者や家族の負担軽減や医療費の削減に大いに貢献するはずです。詳細は以下のリンク先でご覧ください。

近赤外線でがん細胞が1日で消滅、転移したがんも治す ――米国立がん研究所(NCI)の日本人研究者が開発した驚きの治療とは (ライフハッカー[日本版]編集部)

健診を受ける

12月2日、S病院にて就職のための健診を受けた。午前9時に受付をし、終わったのは10時過ぎである。1時間ほどかかった。尿検査からレントゲン、心検、視力・聴力検査、血液検査、最後は医者による健診を受けた。

健康診断必要だが、人間の身体を数値化しただけであるのではないかと思う。その数値化が悪ければ不健康と言う事になる。偏差値の高い人は、どうなるのか、屁理屈ではないが偏差値の高い人を集めたのが、東大ではないかと思う。

血圧も同じではないか、平均値が多い人が健康であると、決めているだけではないかと思う。これも屁理屈である。

無事に終わりやれやれである。年に1回は健診を受けることにこしたことはない。

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...