先日閣議決定された「防衛計画の大綱」に対して、中国は「強烈な不満と反対」を表明した。護衛艦「いずも」の空母化に対して、中国が脅威を感じるのは当然だろう。中国メディアの今日頭条は20日、日本が空母を持つようになった際の影響について分析する記事を掲載した。
記事はまず、この空母をめぐる日本の動きに関して、「法を無視してでもどうしても空母を作ろうとしている」と非難。出費の多さや米国に利用されるなど国内からも反対の声があり、その必要性は疑問であるとしながらも、日本ではすでに実質的なゴーサインが出ている以上、実行されることになるだろうと伝えた。
記事は、日本が空母を持てば周辺国には脅威となり、日本自身には大きなプラスとなると分析している。日本国内からは「浪費」ではないかとの反対意見もあるが、記事は日本の立場から考えれば「まったく損にはならない」としている。海上自衛隊の実力は格段に上がり、中国の海軍にとって脅威となるからだ。いずもはF―35Bを配備する予定だが、日本が米軍と連動すれば米国との連合作戦を展開でき、攻撃力は倍増するという。
さらに記事は、ロシアメディアの報道を引用し、「この空母所有によって海上自衛隊の地位は確実に向上するため、『再び海上強国となる』と指摘している」と紹介。日本は米海軍に頼る必要もなくなり、独立して中国やロシアに対抗するだけの力を持てるので、米海軍としても他へ主力を向けることができ、日米双方にとってプラスとなるとしている。
記事を見ると、日本が空母を持つことに対して高い警戒感を示している様子が見て取れる。とはいえ、中国もすでに空母を複数保有しており、新たな空母も建造中だといわれる。日本としては、急速に変化する日本の安全保障環境に対応せざるを得ないと言えるのではないだろうか。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿