海上自衛隊の航空機が韓国軍の艦艇から射撃管制用レーダーの照射を受けた問題で、防衛省は、自衛隊機を狙ったものではないとする韓国側の説明に反論する声明を発表し、改めて非常に危険な行為だとして再発防止を求めました。
20日、石川県の能登半島沖の日本海で、海上自衛隊のP1哨戒機が韓国軍の駆逐艦から射撃管制用レーダーの照射を受けていたことが明らかになり、韓国側は「遭難した北朝鮮船舶の捜索中にレーダーを使用したが、自衛隊機を追跡する目的で運用した事実はない」と説明しています。
これについて、防衛省は22日午前、韓国側の説明に反論する声明を発表しました。それによりますと、「射撃管制用レーダーは攻撃実施前に精密な方位などを測定するために使用するもので、広範囲の捜索に適するものではない」と指摘しています。
さらに、「レーダーの照射は不測の事態を招きかねない危険な行為であり、仮に船舶を捜索するためであっても周囲に位置する船舶や航空機との関係において非常に危険な行為だ。国際的な基準でも、控えるべきとされている」などとして、改めてこのような事案が発生したことは極めて遺憾だとしています。
政府は、こうした内容を韓国政府に伝え再発防止を強く求めました。
これについて、防衛省は22日午前、韓国側の説明に反論する声明を発表しました。それによりますと、「射撃管制用レーダーは攻撃実施前に精密な方位などを測定するために使用するもので、広範囲の捜索に適するものではない」と指摘しています。
さらに、「レーダーの照射は不測の事態を招きかねない危険な行為であり、仮に船舶を捜索するためであっても周囲に位置する船舶や航空機との関係において非常に危険な行為だ。国際的な基準でも、控えるべきとされている」などとして、改めてこのような事案が発生したことは極めて遺憾だとしています。
政府は、こうした内容を韓国政府に伝え再発防止を強く求めました。
西村官房副長官「ありえないこと」
西村官房副長官は視察先の大阪市内で記者団に対して、「あってはならないことが起きてしまった。ありえないことだと思う。非常に遺憾なことで、韓国政府に強く抗議しているところだ」と述べました。NHK NEWS WEBより
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