天皇陛下が23日の85歳の誕生日を機に、自動車の運転を取りやめるご意向だという。
報道によると、陛下は「1954年3月に免許を取得し、週末に皇居内のテニスコートや東御苑に向かう際、助手席に皇后さまを乗せて運転してきた」とのことだが、来年1月に有効期限が切れる自動車運転免許の更新もなさらないという。
皇居内は私有地なので、免許はいらないのでは? とも思えるが、皇居の敷地は私有地ではなく国有地。そこに設けられた道は、道交法の適用を受ける「道路」であり、免許は必要ということになるようだ。
◆天皇陛下はどうやって自動車免許を取得した?
ここでひとつ疑問がわく。疑問というより謎と言ったほうがいい。それは、「天皇陛下は、どのようにして自動車免許を取得されたのか」ということだ。
技術の習得や試験に関しては、皇居内で行われたが、それ以前に、皇族には通常の戸籍がない。正確には「戸籍法の適用を受けない」という言い方になるが、戸籍がないのだから住民票もない。それで免許が取れるのだろうか。
皇族には、戸籍の代わり(?)に、「皇統譜」というものがある。「天皇には戸籍がないので、パスポートの発給が受けられない」「海外に出られのは公式訪問のみで、プライベートな海外旅行はできない」とも言われるが、実際には、天皇皇后両陛下以外の皇族にはパスポート(外交官用)が発給されている。
つまり天皇皇后両陛下は、海外渡航の際にパスポートがいらない「元首扱い」だから取らないだけで、取ろうと思えば取れるのかもしれない。その流れで、「自動車免許取得も可能」ということかと推測する。
「皇族には戸籍がない」というと、まるで日本国籍がないようなイメージになるが、そうではなく、「皇統譜という特別な戸籍がある」と考えるべきなのだろう。
◆愛車インテグラは陛下のお人柄を思わせるチョイス
もうひとつの謎。それは、天皇陛下の愛車が、1991年式のホンダ・インテグラ(2代目)だという事実だ。いったいなぜインテグラなのか?
当時のインテグラには、3ドアクーペと4ドアハードトップがあったが、陛下の愛車は4ドアハードトップのほうで、色はグレー、1600ccの5速MT車とのこと。
インテグラのエンジンには、パワフルなDOHC VTEC仕様と、通常のSOHC仕様があったが、陛下のインテグラは「価格は約120万円」との記載が残っているので、SOHCと思われる。
このクルマ、当時のCMコピーは、「カッコインテグラ」。カッコイイことを前面に打ち出していた。イメージとしては、「若いオトーサンが選ぶスポーティなファミリカー」というあたりで、宮内庁が選んだとは到底考えらない。となれば、陛下自らのチョイスではなかろうか。
陛下個人の嗜好で選ばれたクルマとすれば、つまり「それが気に入ったから」ということ。カジュアルでスポーティな、小型の4ドアハードトップ車がしっくりきたというのは、陛下のお人柄を思わせるとしか言いようがない。yahooニュースより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
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