2018年12月22日土曜日

レーダー照射の再発防止要求へ=局長が23日に訪韓、説明に納得せず

海上自衛隊哨戒機が韓国駆逐艦から火器管制レーダーの照射を受けた問題について、23日から訪韓する外務省の金杉憲治アジア大洋州局長が韓国側に直接抗議するとともに、事実関係の説明と再発防止を要求する見通しだ。

一方、防衛省は22日、哨戒機を狙ったわけではないとの韓国側の説明に納得せず、反論する文書を発表した。
 
金杉氏は外務省の在韓公館長会議に合わせてソウルを訪れ、24日に韓国外務省の金容吉東北アジア局長と会談する予定だ。政府は韓国軍の今回の行動を「不測の事態を招きかねない極めて危険な行為」(岩屋毅防衛相)と強く非難。

既に複数のルートを通じて抗議の意を伝えており、金杉氏も厳しい姿勢で会談に臨むとみられる。
 
防衛省は22日の発表文書で、韓国側の「哨戒機を追跡する目的でレーダーを運用した事実はない」との主張に対し、「火器管制レーダーは、攻撃目標の精密な方位・距離を測定するために使用するもの」と指摘。

北朝鮮の遭難漁船を捜索するためだったとの韓国メディアの報道を念頭に、「(火器管制レーダーは)広範囲の捜索に適するものではなく、遭難船舶を捜索するためには水上捜索レーダーの使用が適当だ」と反論した。
 
防衛省内では「故意だと疑わざるを得ない」「かなり苦しい言い訳だ」との声も出ている。時事通信より

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