2018年9月4日火曜日

30年前に生産された日本の消防車は「敬服せざるを得ない神車だった」

日本製品は高品質で壊れにくい信頼性の高さが評価されている。中国メディアの快資訊は2日、中国で約30年も放置されていた日本メーカーの消防車が見つかり、バッテリーを交換しただけで問題なくエンジンがかかったと紹介する記事を掲載した。

記事は、自動車の寿命はメーカーによって大きく異なり、長く乗ることができる車もあれば、すぐにトラブルが続出する車もあると指摘。そして、中国で長らく倉庫に放置されていたいすゞ自動車の消防車が見つかったことを紹介し、この消防車は「敬服せざるを得ない神車だった」と論じた。

記事のよれば、この消防車は1987年に生産されたもので、中国には1990年ごろに輸入されたもののようだ。その後は倉庫にずっと放置されていたようだが、「驚くべきは生産から30年も経過していたというのに、外装の塗料の色が鮮明でなくなっていたほかは油漏れなども見られなかったことだ」と伝えた。

さらに倉庫に持ち込んだ時にバッテリーが損傷していたため、バッテリーを交換しただけで問題なくエンジンがかかったことは大きな驚きだと強調。さらに、消防車内部にある制御機器も保存状態が良く、配線は整然と配置されていて日本の自動車メーカーの仕事の丁寧さを実感できたと論じた。

こうした点から「日本の自動車の質の高さが見て取れる」と指摘し、中国の自動車は数年でトラブルが頻発することを考えると「反省の念しかない」と伝えている。サーチナより

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