経済発展に伴って中国の自動車業界もすさまじいスピードで成長している。かつては「メンツが立たない」と酷評されていた中国車だが、近年はSUV市場を中心に販売台数を伸ばす中国メーカーも登場している。
だが、中国メディアの今日頭条は25日、「中国国産車の多くは日本メーカーのエンジンを搭載している」ことを紹介し、「中国人にとっては非常にやるせない気持ちになる」と論じる一方、中国企業も「いつまでも日本企業のエンジンを使用していては将来がないことを心得ている」と伝えている。
記事は、エンジンは自動車の心臓ともいえる部分で、メーカー間の競争が激しい部品だと紹介。エンジンを他社に提供しないメーカーが多いなか、日本の一部メーカーは中国メーカーにエンジンを提供していることを指摘。日本企業のエンジンといっても、中国との合資会社が中国で生産しているエンジンであり、決して日本から輸入しているものではないことを指摘する一方、そのエンジンは決して最新モデルではないゆえに、安心して提供できているのだと論じた。
一方で、近年は中国メーカーも自社でエンジンを開発する企業も増えていて、自社で開発したエンジンを搭載した中国車が中国の消費者に受け入れられる事例も増えつつあるとし、日本企業のエンジン依存からの脱却に期待を示した。
最後に記事は、多くの中国自動車メーカーも「いつまでも日本企業のエンジンを使用していては将来がないことを心得ている」とし、日本企業のエンジン依存からの脱却が進めば、中国車の未来はますます明るくなるだろうと、この先の見通しを語っている。世界でも有数の自動車大国となっている中国で、記事も紹介しているように中国メーカーも徐々に消費者に受け入れられてきている。今後、中国の自動車市場において、日系メーカーにとって中国メーカーが脅威の存在になる可能性もあるかもしれない。 サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年9月1日金曜日
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