中国メディア・今日頭条は24日「日本から戻って以降、自動車を運転できなくなった」とする記事を掲載した。日本の交通に関する秩序やマナーを経験してしまうと、中国では怖くて自動車の運転ができなくなるということのようである。
記事は「生え抜きの中国人にとって、日本に存在する多くの細かい部分に対して何かを感じずにはいられない。例えば交通だ。日本の小さな道路には信号がない。ドライバーは歩行者が道路を横断しようとするを見つけたら、離れたところから静かに減速して止まり、数メートル手前で急ブレーキをかけたりすることはない。東京郊外を旅行中に『中国式横断法』を試みようと道路の前で立ち止まっていたら、両方向の自動車が息を合わせたように止まり、自分に道を譲ってくれたのだ」とした。
また、日本滞在の最終日に大阪の小さな街を散歩していたところ、狭い路地で自転車に乗った中学生くらいの女の子とすれ違ったという。体を横にして自転車を通そうとしたところ、女の子が通りすがりに「ありがとうございます」とお辞儀をして立ち去ったとのこと。「きっと無意識の行動なんだろうと思う。彼女のお礼は時間が経った今でも忘れない」と感想を綴っている。
そのうえで記事は「中国の多くの都市では自動車運転マナーについて大々的に宣伝している。われわれの現状は『自動車のスピードに、マナーが全く追いついていない』のだ」と指摘。中国の都市で数多く掲げれられる調和社会のポスターには「政治や法で縛れば、人びとは罪を犯さないだけで羞恥心を持つに至らない。礼儀や道徳で行動を規範化すれば、ルールを守るうえ、羞恥心も持つ」という「論語」の一節を引用したものがあるとしたうえで、「孔子は中国人のことをよく知っていた。彼が礼儀を説いてから2500年、われわれはいまだに無恥から『有恥』への道を歩いているのだ」と論じた。
「中国式横断」とは、少々の隙があれば車道を横断してしまおうというもの。もちろん危険な行為ではあるが、中国のドライバーもそのあたりはある程度心得ていて、文句を言ったりクラクションを鳴らしたりしながらも減速する。しかし日本ではドライバーが歩行者の急な飛び出しに慣れておらず、日本で中国と同じことをすればブレーキが間に合わない可能性が高くなる。日本での「中国式横断」は絶対にやってはいけない。
サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年9月2日土曜日
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