2018年9月19日水曜日

日本の水道水は「飲用可能なだけで驚き」なのに「美味しい」

蛇口から出た水がそのまま飲める国は多くない。日本の水道水はそれができるばかりか、ペットボトルで販売できるほど品質が高い。中国メディアの今日頭条は16日、「日本では安心して水道水が飲めるのに、中国ではなぜそれができないのか」と題する記事を掲載した。

中国では、水道水は沸かしてから飲むか、浄水器を通してから飲むか、あるいはミネラルウォーターを買うなどして飲む。そのため、旅行で日本に来た中国人は、空港やホテルはもちろん公園などでも水道水が「そのまま飲める」ことに驚くようだ。記事は、日本では「トイレ用のティッシュと水」は携帯しなくても困らないと紹介している。

日本の水道水がそのまま飲めるのはなぜだろうか。記事は、日本には「水道法」があり、水道水の水質基準が定められていると紹介。厳しい基準に適合できるような浄水処理設備が完備されているため、水の安全が確保されていると紹介した。

日本の水がすごいのは、そのまま飲めるだけでなく味も「おいしい」ことだ。筆者は、それが疑わしいと思うなら水道水をペットボトルに詰めた「東京水」を買ってみると良いと勧めた。さらに、日本の水道水がおいしいのは、「軟水」であるためでもあると紹介。中国は硬水であるため飲んだ感じが異なる。それで、日本のそばや豆腐はおいしく、昆布でとるだしはうま味成分がはっきりしていて、料理の苦み、渋みもわかりやすく感じると伝えた。

記事は、中国ではなぜ水道水を直接飲めないのか、その理由については直接言及していないが、記事に対して中国人ユーザーからは、「中国は貧しいから」というコメントが目立った。日本のような水質管理や浄水処理設備を全国に広げるには莫大な費用が掛かるということだろう。

日本では水道水を飲めるのは当たり前のことなので、水道水をありがたく思う人は少ないが、先日の北海道地震や西日本豪雨の被災地では断水で深刻な水不足が伝えられている。次に水道水を飲むときには、そのありがたみを感じながら飲むのも良いかもしれない。サーチナより

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