2018年9月7日金曜日

大坂なおみ 日本女子史上初の決勝進出。憧れのセレナと優勝を争う

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会11日目、女子シングルス準決勝で第20シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第14シードのマディソン・キーズと対戦。6-2、6-4で大坂が勝利し、決勝進出を果たした。日本女子がグランドスラムのシングルスで決勝へ進出するのはこれが史上初となる。

【LIVE速報】大坂 VS キーズ

大坂は決勝で、自身の憧れの選手である第17シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦する。セレナは現在グランドスラムシングルスのタイトルを23個獲得しており、女子最多記録であるマーガレット・コート(オーストラリア)の24個にあと1つと迫っている。

大坂とセレナは今年の「マイアミ・オープン」で初対戦。セレナが産休からの復帰途中だったこともあるが、そのときは大坂が6-3、6-2のストレートで勝利している。

第2セットもキーズのサービスから。第1ゲームで30-40とブレークポイントを握った大坂。ラリーの末にキーズのショットがわずかにロングとなり、大坂が1ブレークアップとした。

第2ゲームでデュースに持ち込まれた大坂は、キーズに粘られたが、8度のデュースで6本のブレークポイントをしのいでキープする。この大きなゲームをキープした大坂は続く第3ゲームでも0-30とポイントリードする。ここではブレークとならなかったが、大坂の勢いは増すばかり。

しかし、昨年準優勝のキーズも調子を上げて来る。第5ゲームをラブゲームでキープされ、チャンスを作れなかった大坂は、第6ゲームでもデュースに持ち込まれるが、しのいでリードを守る。

そして第8ゲームで30-40とキーズにブレークポイントを握られた大坂だが、落ち着いてしのいでキープし、ゲームカウント5-3とした。大坂は第2セットで8本、第1セットを含めると13本のブレークポイントをすべてしのぎきったことになる。

第9ゲームはラブゲームでキープされたが、続く第10ゲームが大坂のサービング・フォー・ザ・セットとなった。大坂は最後まで落ち着き、そして攻撃的なプレーを見せてこのゲームをキープ、第2セットを6-4で連取して自身初、そして日本人女子シングルス初となるグランドスラム決勝進出を果たした。

試合開始前のインタビューで「試合を楽しみたい。みなさんにも試合を楽しんでもらいたい」と語っていた大坂。笑顔で勝利を決め、憧れのセレナとの決勝に挑む。
テニスデイリーより

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