米ホワイトハウスは4日(現地時間)、文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ大統領が同日に電話会談を行ったことを明らかにし「両首脳は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が同意した『最終的かつ完全に検証された北朝鮮の非核化』(FFVD)について話し合った」と説明した。ホワイトハウスは50分間の電話会談の内容を一部公開し、「FFVD」を強調した。
一方、韓国大統領府(青瓦台)がこれに先立って発表した内容では、文大統領の「完全なる非核化」への言及を紹介しながらも「平和体制の構築」「南北関係改善」に重きが置かれていた。そのため、非核化と南北関係改善の優先順位をめぐる韓米間の認識のずれが双方の発表に反映されたとの見方が出ている。
青瓦台は4日、電話会談の直後「文大統領は、南北関係改善が韓半島(朝鮮半島)の非核化と平和体制構築に寄与するとして、南北関係発展の必然性を強調した」「トランプ大統領も、成果を期待していると応じた」と説明していた。この発表内容を見る限り、青瓦台と韓国政府が推進している終戦宣言や南北経済協力などについて、米国政府が肯定的な反応を示したものと解釈できる。
しかしホワイトハウスの発表には、これらの内容への言及はなかった。青瓦台関係者は「単語が少しずつ異なっているだけで、大枠での内容には差はない」と話した。
9月末に米ニューヨークで行われる国連総会で韓米首脳が会談する案をめぐっても、青瓦台とホワイトハウスの発表内容は異なっていた。ホワイトハウスは「両首脳は国連総会で会うことで合意した」と発表したが、青瓦台は「(両首脳が)直接会うことを検討することにした」と発表した。これについて、青瓦台の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は5日の記者会見で「両首脳が国連総会で会う問題について、話はしたものの、確実に約束したのか不透明なため、検討と表現した」として「ホワイトハウスは確定した事実だと受け止めたようだ」と述べた。
韓米間の発表内容の違いは、先月24日に行われたポンペオ米国務長官と康京和(カン・ギョンファ)外交長官による電話会談の後にも見られた。このとき米国務省は「金正恩委員長の約束したFFVDに専念するという点を再確認した」と発表したが、韓国外交部(省に相当)は「対話の維持」と「平和体制の構築」を強調した。朝鮮日報より
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年9月6日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿