日本の「武士道精神」は中国でも有名だ。最近、ネット上である日本人が「日本の武士道精神に相当する中国の精神は何?」と質問したのに対し、多くの回答が寄せられたという。中国メディアの快資訊は26日、このスレッドを紹介する記事を掲載し、「中国にはどんな精神があるのか」中国人ユーザーたちの答えの数々を紹介している。
中国人は、倫理思想を表す「〜精神」という言い方を好む。「武士道精神」は、新渡戸稲造の著作からきているが、中国人はこれをたびたび引き合いに出している。では中国にはどんな精神があるのだろうか。
記事は「紅船精神」、「長征精神」、「雷峰精神」があると指摘。「紅船」は第1回党大会が開かれた場所で建党の精神を示しており、中国人には奮闘できる精神があると誇らしげに伝えている。「長征」とは、国民党軍に敗れた紅軍(中国共産党)が江西省瑞金を放棄し、2年間国民党軍と交戦しながら1万2500キロを徒歩で移動したことで、あきらめずに勇敢に前に進む精神を示しているという。「雷峰」とは、若くして亡くなった共産党員で、人のために奉仕するなど人民解放軍の思想的モデルとされている。
つまり、中国の精神は政治的な色合いの濃いものばかりで、共産主義的精神がメインのようだ。しかし記事は、ほかにも1919年5月4日に始まった反帝国主義運動の「五四精神」や、有人宇宙飛行を成功させた「航天精神」、多発する洪水に立ち向かう「抗洪精神」、「職務に敬意を持つ精神」、「イマジネーションの精神」、「誠実さの精神」なども挙げた。
記事は、このような精神が中国では非常に多く見られ、若者が中国の栄光ある歴史を担い民族の偉大な復興というチャイニーズドリームのために奮闘してくれていることを誇りに思うと自画自賛して結んだ。日本の武士道精神に対する対抗心が垣間見えるが、どれもあまりピンとこないのが正直なところで、やはり中国を代表する精神は共産主義精神と言うことになるのだろう。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年7月1日日曜日
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