2018年6月30日、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会のポーランド戦終盤に「時間稼ぎ」をしたことについて、日本代表の西野朗監督が選手に謝罪していたことが分かった。この事実が中国でも報じられると、中国のネットユーザーからは意外な反応が起きている。
28日のポーランド戦終盤、日本は0-1で負けていたものの、他会場で同時刻に行われていたコロンビア対セネガルの試合でコロンビアがリードしていることから、無理に攻撃をせずに後方でパスを回して時間を稼いだ。セネガルが同点に追いついた時点で全てが水泡に帰す「他力本願」の時間稼ぎに、会場の観客のみならず、世界中のメディアやサポーターから厳しい批判の声が上がった。
報道によると、負けている状況での時間稼ぎは日本のベンチ内でも賛否両論があったという。西野監督はポーランド戦から一夜明けた29日に行われたミーティングで「(ベスト16進出を)素直に喜べない状況をつくってしまったのは申し訳ない」と選手らに謝罪したという。
この謝罪について、中国のネットユーザーからは意外にも日本の戦い方を擁護する声が多く寄せられている。代表的なものは、「勝ち上がれればいいんだよ。韓国なんて最終戦に勝って帰っても(1勝2敗で敗退して)生卵投げつけられたんだから」「中国代表なんて『喜べないこと』を山ほどやってきてる。あなたたち(の時間稼ぎ)なんて何でもないさ」「なぜ謝る必要があるの?わざわざ(予選敗退して批判を浴びた)韓国と同じ道をたどらなくてもいい」「中国もこういうこと(時間稼ぎ)ができればもう少し可能性が広がるのに」などだ。
一方で、「この時間稼ぎはサッカーというスポーツを壊した。問題ないと言っているやつはサッカーを見ているのか」といった批判も寄せられているが、これに対しては「選手やチームに問題があるわけじゃない。問題があるとしたらルールだ」といった声や、「前の2試合の奮闘があったからこそ、最後の10分間を時間稼ぎできたんじゃないか」という反論が寄せられている。レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年7月2日月曜日
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