2018年7月25日水曜日

メキシコの殺人事件 過去最悪ペース 半年で1万3700件超

中米・メキシコでことし上半期に起きた殺人事件の件数は1万3700件余りにのぼり、過去最悪を記録した去年をさらに上回るペースで増え続けています。麻薬組織どうしの抗争などを原因とした治安の悪化に歯止めがかからない状態になっています。

メキシコ内務省によりますとことし1月から先月までの半年間に、国内で起きた殺人事件の件数は1万3738件に上りました。

これは去年の上半期より15%多く、年間では過去最悪を記録した去年をさらに上回るペースで増え続けています。麻薬組織どうしの抗争などを原因とした治安の悪化に歯止めがかからない状態になっています。

今月4日には、日本人の男性がATMで現金を下ろした直後に刃物で刺されて現金などを奪われる事件も起き、日系企業の進出にともなって現地で増えている日本人の間でも、治安に対する懸念が高まっています。

今月1日に行われた大統領選挙では治安対策が主な争点となり、当選したロペスオブラドール氏は新しい治安組織を創設するなど治安の改善に力を入れる考えを示しています。NHKニュースより

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...