日本では使用済みのトイレに紙を流すのは当然のことだが、海外ではNGな国も少なくなく、日本のトイレの快適さを改めて認識させられる。中国メディアの今日頭条は27日、「日本人はどうして紙を流すのか、トイレ詰まりの心配はないのか」という素朴な疑問に関する記事を掲載した。
中国人にとっては、「衛生観念が世界的に有名で変態の域に達している」日本人が不思議なようだ。トイレについてもそれは同じで、使用済みの紙を詰まることを心配せずに流せることを不思議に感じているらしい。ではなぜ中国では使用済みの紙を流さずにごみ箱へ捨てるのだろうか。記事が提示した答えは3つある。
まずはトイレの「水圧」の問題だ。昔の中国のトイレは水圧が弱く、紙どころか排泄物さえ流れず、ブラシやラバーカップを使って右往左往しても解決しないことが多々あったという。今では流れは良くなっているものの、当時の経験から流れないことを心配し、中国では紙を流さずごみ箱に捨てているとした。
2つ目は「下水管」の問題だ。昔の下水管は細く、古い建物には鉄の管が使われていたため、錆の侵食ゆえにより詰まりやすいという。3つ目の問題は「紙の種類が違う」ことだ。日本ではトイレットペーパーには水溶性の紙が使用されているが、中国ではまだ十分に普及していないこと、中国のポケットティッシュはペーパーナプキンのように硬いため、トイレで使用すると流れないことを指摘した。中国の紙事情はまだまだ改善の余地があるようだ。
記事は結論として、中国のトイレも改善しつつあるものの、日本のように安心して紙を流せるまでには至っておらず、まだごみ箱の設置は必須のようだと締めくくった。中国の大都市ではさすがにドアのないいわゆる「ニーハオトイレ」は見かけなくなったが、少し田舎に行けばまだまだ健在だ。中国のトイレが日本のようなトイレになるにはまだまだ遠い道のりと言えるだろう。 infoseek newsより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年9月2日土曜日
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