国連総会開催中のニューヨークで20日に行われた韓中外相会談の報道発表が論議を呼んでいる。中国外務省が21日に公表した発表文に「韓国側は韓半島(朝鮮半島)の非核化を堅持し、韓半島に再び戦術核兵器を配備しないという約束を忠実に守る」という文言が盛り込まれていたからだ。韓国外交部(省に相当)の発表にはそうした内容は含まれていない。
韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は20日、中国の王毅外相と韓中首脳会談を行った。韓国外交部は北朝鮮の核問題について、康長官が「国連安保理決議の徹底かつ透明な履行のため、中国が先導的な役割を果たしてもらいたい」と申し入れた。
しかし、中国外務省は康長官が「韓国は韓半島の核問題の平和的解決に向け、一貫して努力してきた。絶対に韓半島で再び戦争が起きることは望まない。韓国側は韓半島の非核化を堅持し、韓半島に再び戦術核兵器を配備しないという約束を忠実に守っていく」と述べたと発表した。中国語では「恪守承諾」という表現で、「約束を忠実に守る」という意味合いで使われる。
韓国政府は「韓半島の非核化という原則には変わりがない」「戦術核を検討したことはない」という公式の立場を守っている。しかし、戦術核の再配備という安全保障上のカードそのものを放棄したわけではなく、それを中国の外相に約束する理由はない。
康長官も今月11日、外国メディアとの懇談会で、「政府レベルで(戦術核の再配備を)検討したことはない」としながらも、「万一政府レベルで政策的考慮が必要であれば、さまざまな要素が検討されるべきだ」と指摘した。ところが、中国外務省の発表通りであれば、康長官は将来的な戦術核再配備の可能性まで放棄すると表明し、しかもそれを中国の前で約束したことになる。 朝鮮日報より
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2017年9月22日金曜日
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