米国の格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは24日、日本国債の格付けを21段階のうち上から3番目「Aa2」から、中国と同じ4番目の「Aa3」へ一段引き下げたと発表しました。同社による日本国債の格下げは約9年3ヶ月ぶり。格付けの見通しは「安定的」としました。国際金融市場に影響力のある欧米の大手格付け会社が東日本大震災後に日本国債を格下げするのは初めて。
同社は格下げの理由として、多額の財政赤字と政府債務の増加を挙げ、頻繁に首相が交代する政治の不安定さが経済・財政改革を妨げていると指摘。「震災と津波、福島原発事故が景気回復を遅らせ、デフレを悪化させた」と説明しました。
格下げ後も日本国債の信用力は問題ないとされる水準を維持しています。
財政難にあえぐ日米欧とは対照的に、成長著しい中国が「Aa3」、韓国が「A1」に格上げされるなど、国債の格付けでも新興国の躍進が目立ちます。
ムーディーズ・インベスターズ・サービスは5月末、震災後の景気低迷と財政悪化への懸念を理由に日本国債を格下げする方向で見直すと発表、3ヶ月程度で判断するとしていました。
日本国債をめぐっては、スタンダード・アンド・プアーズが1月に格下げを実施。(S&P)と米英系のフィッチ・レーティングは震災後、格付け見通しを「安定的」から将来格下げの可能性がある「ネガティブ」に相次いで引き下げました。(新聞報道より)
日本国債の信用力がまた落ちてきた。格付け会社はいい加減な会社だと言うことは認識した方がいいと思います。ただ、格付け会社の影響力は無視することは出来ないことも事実ですが。
日本の財務大臣は脳天気な発言をしている。この危機を認識していないのではないかと思わずにはいられない。国債市場は何かのきっかけで大暴落をする。その切っ掛けが何になるかは予想できないが、資源高になっているので、資金が国債から資源の方へシフトする可能性がある。そうなれば日本国債は、買い手が無くなり国債の金利を挙げて買って貰うことになるかもしれない。そうなれば国債の金利が上がれば、その支払いだけで、日本国は破綻することになる。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2011年8月26日金曜日
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