ドナルド・トランプ米大統領と、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が行った首脳会談をめぐり、韓国が狼狽(ろうばい)している。ホワイトハウスが「略式」と主張したのに対し、青瓦台(韓国大統領府)は「正式」と反論しているようなのだ。同会談は開催前から「正式会談」が「立ち話」に変更され、その後、「着席会談」に落ち着いた経緯がある。米韓関係の冷却化を象徴しているようだ。
《韓米首脳の30分会談、米は「略式」と発表も青瓦台は「正式」主張》
アルゼンチンでのG20(主要20カ国・地域)首脳会議に合わせ、11月30日に行われた米韓首脳会談について、韓国紙、朝鮮日報(日本語版)は2日、こう伝えた。
同紙によると、ホワイトハウスは首脳会談後、報道資料で会談を「プル・アサイド(pull aside)会談」と表現したという。外交の世界で「プル・アサイド」とは、正式な会談会場の外や片隅で行う非公式の略式会談を意味する。
米韓首脳会談は当初からゴタゴタしていた。
サラ・サンダース米大統領報道官は会談前日(11月29日)、「正式会談」が「立ち話」になると発表した。韓国紙、中央日報(日本語版、同30日)によると、青瓦台がその後、慌ただしく対応し、「(首脳会談が)格下げされたのではない」などと強調したという。
結局、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が政府専用機の故障でG20に遅刻したため、トランプ氏に時間の余裕ができ「着席会談」になった。
だが、通常はメディアに対して行われる冒頭部分の公開はなかった。トランプ氏と文氏の過去6回の会談で、約30分間は最短という。
北朝鮮政策をめぐり、トランプ政権は「従北」の文政権への不信感を強めている。米国は「完全非核化」の達成まで制裁の維持を堅持する姿勢に対し、韓国は制裁緩和の必要性を各国に説いているからだ。
いわゆる「徴用工判決」などで対日関係が悪化している韓国だが、同盟国・米国との間にも「寒風」が吹いている。夕刊フジより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年12月4日火曜日
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