2018年12月1日土曜日

敗戦国である日本はなぜ「世界の強国」になれたのだろう

日本は太平洋戦争で敗戦し、国土の多くは焼け野原となった。しかし、敗戦からわずか20年ほどで東京五輪を開催し、さらに世界第2位の経済大国となったことは奇跡的な復興と認識されている。中国メディアの今日頭条は21日、敗戦国である日本は今や「世界の強国」であると主張し、日本が世界の強国になれた原因を分析する記事を掲載し、決定的な役割を果たした要因について分析した。

日本と中国の間には暗い過去があるため、日本について快く思っていない中国人は少なからず存在する。しかし記事は、日本の食文化や科学技術、文化などは世界に認められているのも事実であると指摘し、歴史問題を別にして中国が日本から学べる点はたくさんあると論じた。

続けて、日本が世界の強国になることができた理由は複数存在すると指摘しつつ、まず、「教育熱心」であることや「知的好奇心の高さ」を挙げた。日本では子供が幼いときから礼儀やマナーなどの教育がなされていて、高い民度を広く共有できていると指摘したほか、高齢者になっても生涯学習に取り組む人が多いのは「日本の知的好奇心が高いから」であると主張した。

また、日本人を語るうえで欠かせないのが勤勉さであるとし、日本人の仕事ぶりは非常に細かく、そして、抜け目ないと指摘。「万が一」に備え、万が一の可能性すら排除しようと徹底的に取り組む姿勢があるからこそ、日本製品の品質は非常に高いのだと論じた。

中国には「馬馬虎虎」、「差不多」という言葉があり、この言葉を口癖のように使う人が多い。「馬馬虎虎」も「差不多」も日本語で言えば「まあまあ」、「だいたい」という意味で使われるが、この表現を好む人が多いという点に中国人の国民性や考え方が現れていると言えるだろう。記事は、日本人は何事も「適当に済ませることはしない」とし、優れているものに更に磨きをかけるのが日本人の気質であり、こうした気質も「日本が世界の強国になることができた理由」である伝えている。サーチナより

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