北朝鮮の在外公館の職員たちが深刻な外貨不足にあえいでいる、と米国の自由アジア放送(RFA)が1日、報じた。特に、ロシア・ウラジオストク駐在の職員の妻たちは、生活費を稼ぐために路上でキムチなどのおかずを売っていることが分かった。
これは、ウラジオストクの消息筋がRFAに明かしたもの。この消息筋は「北朝鮮の領事館職員の妻たちは、道端でキムチやおかずを売っている。先日、現場をこの目で見た」と話した。さらに「平壌なまりの女性たちで、初めはただの北朝鮮の人だと思っていたが、よく見ると領事館職員の妻たちだということが確認できた」とも話した。
この消息筋は、職員の妻たちが商売をしていたのは人通りの多い繁華街だったとして「まるで新しい食品をPRするかのように、キムチとおかずを並べて売っていた」と話した。
また、商売が始まった当初は誰も職員の妻たちということに気づかなかったが、数か月も同じ場所で商売を続けていたため、職員たちをよく知る現地の人や高麗人(韓国系の人々)を通じて身元がばれてしまったという。
この消息筋は「5-6人の北朝鮮の女性たちが路上に並んで、大きな声でお客さんに声を掛けている。北朝鮮式の白菜キムチ、大根キムチ、シッケ(甘酒に似た発行飲料)などに興味を示す現地人もいるが、ほとんどの人はそのまま通り過ぎてしまう」と話した。
RFAによると、ウラジオストクの別の消息筋は「最近、路上でおかずを売っている北朝鮮領事館職員の妻たちが話題になっている」として「まるでロシアの伝統市場でおかずを売る高麗人のようで、ある種の同情を買っているようだ」と話しているという。
この消息筋は「外部の人との接触を厳格に禁じられている北朝鮮の在外公館職員の家族たちが、どういう経緯で路上で商売を始めたのか不思議な部分がある」としながらも「高麗人社会では、公館職員らは路上でおかずを売るほど生活費に困っているのだろう、と同情する向きもある」と話した。
ウラジオストクを訪れたある脱北者はRFAに対し「たまたま通りを歩いていたら、故郷の言葉でキムチを売っている女性たちを目撃した。郷土料理に出会ってうれしかったが、一緒にいた現地人から、北朝鮮領事館の職員の妻たちだと聞かされ、同じ女性として気の毒になり、キムチとおかずを買った」と話したという。朝鮮日報より
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年9月4日火曜日
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