近年、中国の科学技術力が急激に高まっていると言われている。研究費の規模や人材の水準などを勘案すると、すでに中国の科学技術力は日本を超えているという見方もあるほどで、一部では今後15年ほどで米国の水準にまで達するという予測もある。
しかし、中国メディアの今日頭条は3日、日本は一部の分野でドイツや米国以上の技術力を持っているとし、中国は日本を過小評価してはならないと主張する記事を掲載した。
国内総生産の規模で日本を超えたことなどを理由に、中国国内では「中国の国力はすでに日本を全面的に超えた」といった論調を見かけるが、記事は「日本のロケットや工作機械は中国はもちろん、世界的に見てもトップレベルの技術力である」とし、日本の工業力を見くびってはならないと強調した。
続けて、日本で2011年に東日本大震災が発生した際の事例を挙げ、「日本の産業がマヒすると、その影響は世界に波及し、ドイツの自動車メーカーも生産停止に追い込まれた」と強調。また、日本には世界で大きなシェアを獲得している工作機械メーカーが複数あることを指摘し、「機械を作るための機械である工作機械は工業の基盤中の基盤である」と伝え、いかに日本の技術力が高いかを訴えた。
さらに、日本の技術力が世界で大きな影響力を持っている事例を1つずつ挙げていたら「時間がいくらあってもキリがない」と主張。中国の科学技術力が高まってきているのは事実だとしながらも、中国は基礎科学が弱く、製造業の分野でも他国から技術や部品を導入して組み立てているのが現状であると伝え、日本の技術力を過小評価することなく、「地道に研究開発に取り組む必要がある」と伝えている。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
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