2017年9月18日月曜日

「比叡山焼き打ち」以降で51人目

比叡山延暦寺(大津市)の一山善住院住職、釜堀浩元さん(43)が18日、比叡山中などを巡礼し、地球1周分に当たる約4万キロを踏破する天台宗の荒行「千日回峰行」を終えた。記録が残る比叡山焼き打ち(1571年)以降51人目で、戦後14人目。
 
釜堀さんはこの日、未明に山内にある玉照院を出発。約300カ所を巡拝しながら約30キロ歩き、午前9時ごろ行の拠点、明王堂に帰還した。早朝から集まった約200人の信徒たちが出迎えた。

釜堀さんは「これからは支えてくれた方々のために祈り、少しでもみなさんのためになるお坊さんになれるよう精進していきたい」と語った。
釜堀さんは福岡県出身で、平成23年3月に行を始めた。今後は「北嶺大行満大阿闍梨」の称号で呼ばれる。

千日回峰行は、比叡山内や京都市内などを約千日間かけて巡礼する修行で、断食、不眠で明王堂内に9日間こもる「堂入り」の難行も含まれる。今年は、千日回峰行の創始者とされる相応和尚の1100回忌に当たる。  産経ニュースより

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