日本隊を率いる川崎敏秀・外務省国際緊急援助官は記者団に「全力を尽くして救助に当たりたい」と話した。日本隊はメキシコ政府の要請に従い、南部のベニトフアレス区のアパート倒壊現場へ派遣された。近所の住民によると、アパートは増改築のため住民がいなかったが、清掃に訪れていた女性1人が生き埋めになっているという。
一方、同市南部の小学校倒壊現場では、軍の責任者が記者団に対し「児童全員について、家に帰ったか、病院にいるか、遺体で収容されたかが確認された」と述べ、がれきの下で女児が生存しているとの情報を否定した。崩落跡からは11人の子供が救出されたが、子供19人、大人6人の遺体が収容されている。大人1人が埋まっているとみられるが、安否は不明。
メキシコ中部を襲ったマグニチュード(M)7.1の強い地震は21日、発生から3日目を迎えた。生存者の体力低下が予想される中、救助作業は時間との闘いになっており、救助隊は夜を徹して作業を続行。首都メキシコ市では、これまでに少なくとも53人が助け出された。各州当局の発表を総合すると、死者は250人に達した。
ペニャニエト大統領は国民向けの演説で犠牲者に哀悼の意を表した上で、今後の対応方針を説明。「被災地域の人々よ、あなたたちは孤独ではない。力を合わせて前に進もう」と被災者を励ました。
大統領はまた、日本や米国など緊急援助隊派遣を申し出た国々に謝意を表明。「ありがたく受け入れる」と述べた。既にイスラエルの救助隊約70人が現地入り。日本隊約70人は21日午後(日本時間22日未明)に到着し、活動を開始する。
首都南部のエンリケ・レブサメン小学校倒壊現場では、がれきの下敷きとなり身動きの取れない状態となっている女児の生存が確認されており、救出に向けて救助隊が慎重に接触を試みている。
同校ではこれまでに子供21人を含む26人が犠牲となる一方、少なくとも11人が救助された。JiJi.comより
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