2017年9月17日日曜日

韓国与党代表が放った“日本語”が不適切発言だと韓国国会大荒れ

2017年9月14日、韓国の与党・共に民主党の秋美愛(チュ・ミエ)代表が「不適切な発言」を行ったとして騒ぎになっている。

問題となったのは、秋氏が野党・国民の党を指して言ったという「我を張り、餓鬼大将のような振る舞いをする非常識な集団」との発言。憲法裁判所長の人事同意案が国民の党などの反対により国会で否決されたことを受け、12日、非公開で行われた議員総会の席で国民の党を批判する流れで出た言葉だ。国民の党は、秋氏がこの発言について謝罪しない場合、最高裁長官人事に関する同意案でいかなる協議にも応じない構えをみせている。

確かに厳しい表現ながら「不適切」と断罪するものかは判断が分かれるところであろうが、「我を張る」といった意味合いで使われた韓国語の「テンカン・プリダ」の部分に大きな問題があるとして、韓国メディア・プレシアンが理由を解説している。

これによると、第一の問題は「テンカン」がもともとは日本語の「てんかん」であるという点。韓国では「ごり押しする」行為や様子を表す表現として比較的広く使われているが、例えば「ウドン」のように韓国でほぼ完全に大衆化した日本語とは「事情が違う」という。

次に、日本語では病名である「てんかん」の語を非難表現として使うのは差別的という点。特定の疾病の患者をおとしめることにつながるためだ。

プレシアンは、韓国の国語辞典では「テンカン」の語源が日本語と明記されており、これに代えて「ごり押し」を意味する「センテ」という「純韓国語」を使うよう勧告されているとし、今回の騒動を報じる韓国メディアの多くが「センテ」ではなく「テンカン」の語を使っていることを批判した。

この関連記事には韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられているが、普段「日帝残滓(ざんし)」には敏感な反応を示す韓国ネット民からなぜかこれをとがめる声はほとんど見当たらない。

「親日派の秋美愛。韓国語を差し置いて日本語を使うとは情けない与党代表だ。テンカンが日本語ということも知らなかったのか?」との秋氏批判がわずか1件見つかったものの、他は「仕事もせずにけんかしてばかり」「ああ、早く総選挙したいなあ」「政治家は相手の気に障る発言は慎んで」と国会の状況を批判するものや、その「けんか」をなおも起こそうとする国民の党に対し「国民のことが怖くないの?」「もうテンカンはやめて、世論がどうなってるかを見てほしい」と求める声などが並んだ。  レコードチャイナより

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