メキシコ当局は22日、今月19日に発生し、300人近い死者を出したマグニチュード(M)7.1の地震の生存者の捜索活動を延長した。外国の救助隊にも助けられながら、がれきに埋まった生存者の捜索に当たっている。
22日午後1時14分(日本時間23日午前3時14分)に生存率が急激に下がるとされる「発生後72時間」の壁を迎えた。
専門家らによると、がれきに埋まり、手足が押しつぶされていることも多い人々が水無しで持ちこたえることのできる限界が3日間とされる。通常ここを節目として重機を投入してがれきを片付け、遺体を収容するという次の段階に入る。
しかしメキシコの人たちは1985年に首都メキシコ市(Mexico City)で起き、約1万人が死亡した地震の時、発生から1週間後に「奇跡」の救出劇があったことを覚えており、苦悩する家族たちは捜索を断念することを拒んでいる。これを受け、エンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)大統領は、細心の注意を払って行われている生存者の捜索活動を延長すると約束した。
捜索活動の無期限延長は、メキシコ市に39棟ある倒壊した建物の一つである衣料品工場のがれきの中で捜索活動を行う救助隊員にとってはジレンマともなっている。22歳のボランティア、ダニエル・キロス(Daniel Quiroz)さんは「建物の中に誰かがいることを示す情報はないが、本当に誰もいないのかどうか確信は持てない。使われているカメラでは完全な視界が得られない」と説明した。
メキシコ軍によると、地震発生後、がれきの下から115人の生存者が救出された。しかし21日を最後に生存者は救出されておらず、22日は遺体が収容されただけだった。
米国、イスラエル、パナマ、欧州連合(EU)加盟国などの国々が救助隊を派遣している。メキシコ市中心部のローマ(Roma)地区の建物倒壊現場では、日本の救助隊が最先端のスキャナーを使って捜索活動に当たっている。 infoseek newsより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年9月23日土曜日
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