2014年12月28日日曜日

ロシア新軍事ドクトリン

ロシアのプーチン大統領は、26日新軍事ドクトリンを承認した。ウクライナやグルジア等へ影響力を増す、北大西洋条約機構(NATO)に対して対抗姿勢を示した。

ロシアの勢力圏とみなす、旧ソ連地域では欧米に譲歩しない構えを示した形で、北極圏の国益確保を新たに追加し、勢力を拡大する姿勢である。

軍事ドクトリンでは、①自国の安全を脅かす危険についての認識、②武力行使にする条件、③核兵器の使用する基準。

ウクライナでは親ロシア派政権が破れ、欧州への加盟を指向する政権が誕生したことに対して、北大西洋条約機構(NATO)と対決姿勢を強めている。ウクライナ東部では米国の民間軍事会社がウクライナ軍の軍事作戦を支えているとして非難しているが、ロシアもクリミア半島を強引に併合した事を考えれば、ロシアの帝国主義的な姿勢は今後も変わることはないだろう。

北大西洋条約機構(NATO)の加盟国がロシア国に近づけば、北大西洋条約機構(NATO)とロシア軍との偶発的な衝突もあり得るかもしれない。

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