知事選挙で翁長候補が知事に就任し、阿倍首相との会談を希望したにもかかわらず、政府は相手にせず、沖縄担当大臣が対応するという事態になった。
政府は沖縄の沖縄振興開発特別措置法による、沖縄振興予算を減額するという方針だという。仲井間知事の時に、計画されていた沖縄縦断鉄道も凍結という愚の骨頂のやり方である。
政府の言うことを聞かなければ、予算を減額するなど地方自治体を崩壊する事を、あえて政府はやろうとしている。
沖縄は、日本の面積の0.6%のところに米軍基地が74%も集中している。大変な負担を沖縄県民に負わせているのに、減額とは何事かと思う。沖縄振興予算は全国的に高いわけではない、全国で7番目の水準である。基地関連の収入は県経済に占める割合は5%と低い状態である。
基地を沖縄に負担させておき、沖縄を甘やかすなとは何事かと言いたくなる。政府が責任を持って沖縄県以外に基地を移す努力をしているのか、甘えているのは政権側ではないのかと言いたくなる。
菅官房長官は、沖縄振興予算について、これまでの使い方をチェックすると言い放っている。官房長官が翁長知事に対する嫌がらせとしか言いようがない。
沖縄振興予算の担当は、沖縄担当相の所管であり官房長官がとやかく言うことではないはずである。
沖縄県民は益々、阿倍政権に対する不信感を強くするのではないかと思うし、従来通り、沖縄振興予算は満額を出すべきである。自民党沖縄県連も敵に協力しないという態度を表明している。知事を批判するだけではなく沖縄県民のために、働くのが政治家ではないのかと思うのだが、政治的取引にしようとしている。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2014年12月28日日曜日
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