韓国初の商用リニアが完成後、2年間もまだ商業運転が出来ない事態になっている。仁川空港~龍遊間の6.1キロを結ぶリニアは最高速度110キロ都市型磁気浮上式鉄道である。
純韓国にこだわったため、12年に完成したがその後2年間もトラブル続きで、開業は見送られたままである。韓国内でも冷ややかな声も聞こえるという。
香港国際空港、 シンガポール国際空港、米アトランタ空港など世界の主要な空港で無人列車システム等を納品している、トップメーカー京三製作所は、韓国リニアへの技術供与については、京三製作所は関わっていないと否定する。
10年に着工し、12年に工事を終えたが、営業運転を再三引き延ばし、未だに正式な開業に至っていないという。
13年に開業予定を見込んでいたが、完成後のチェックで641件の問題が見つかり、運転開始を延期、速度検出センサーの不具合や車両と信号間の伝達エラーなどのシステムのトラブル、冬季の配水管や電力線の凍結防止設備や軌道上の保守通路がないなど、基本的な設計ミスをがあり大幅な改修が必要とのことである。
韓国が国家研究開発事業として韓国リニアは、政府や仁川市、仁川空港公社などが440億円を投じた国家プロジェクトだけに、トラブル続きは予算浪費事例として批判の声も根強くある。
仁川空港マグレブの商業運行は、日本に続き2番目に商業化したことをアピールする予定であったが、仁川空港マグレブは欠陥だらけのリニアと言うことを世界にアピールする結果になった。
純国産化に執着するばかりに、欠陥をさらけ出すプロジェクトのなってしまったみたいである。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2014年12月28日日曜日
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