2014年12月21日日曜日

中と越、フィリピンが南シナ海で対立

南シナ海の領有権を巡り、フィリピン政府は国際司法裁判所(ICJ)提訴した。中国は仲裁に応じない姿勢を示しているが、この問題を巡り先鋭化しそうな雲行きである。

更にベトナムも国際司法裁判所(ICJ)に参戦する意向を示した。

中国は独自に設定した領有権について、ベトナムは一方的な線引きは認められないと主張している。裁判所にベトナムの見解を伝え、ベトナムの法的権利と正当な配慮をするように述べ、国際社会に訴える狙いがあるようである。

フィリピンは国際司法裁判所(ICJ)に提訴し、裁判所は中国に対して陳述書の提出を求めたが、中国裁判には応じない姿勢である。フィリピン政府は中国が裁判に応じないのは織り込み済みで、心理は中国不在のまま進められる。

中国の海洋覇権を巡る姿勢には、傲慢さを感じてしまう、南シナ海の海は全て中国のものだと言う姿勢である。これに対して各国が反発するのは必然であり、解決することは難しいのではないかと思う。最後は武力に衝突があるかもしれない。中国対フィリピン・ベトナムの睨み合いは当面続きそうである。


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