2012年3月30日金曜日

スペインでゼネスト

スペイン政府の緊縮予算に反対する組合がゼネストを強行し、警官隊と衝突するなど混乱状態に陥っています。

一部のデモ参加者が暴動化し火を放つなどの行動を行っています。逮捕者も176名が逮捕される事態になっています。スタバークスの店が焼き討ちになっている映像が共同通信社より配信されています。
首都マドリードでは公共交通機関が麻痺し、交通網がズタズタな状態で市民や観光客の足が大きく乱れています。

スペインの若年層の失業者率は50%近い若者が失業しています。解雇の条件を緩和することに対して労働組合側が反発しゼネストに突入したスペインですが、政府は、緊縮予算を粛々と実施すると発表しています。ゼネストが引き続き行われれば、スペイン政権が崩壊する可能性も否定できません。

ポルトガルも先日、2大労組によるゼネストが行われた、このゼネストも政府の緊縮予算に反対するゼネストである。ポルトガルも失業率が公表失業率は14%であるが実質は20%を越えている見られる。緊縮財政により公務員の賃金カット、年金カット、人員削減等々緊縮財政はその国の国民に重くのしかかる。

ポルトガル、スペインのゼネストがヨーロッパの国々に飛び火する恐れも否定できません。アイスランド、イタリア、さらに再びギリシャがゼネストを行えばユーロ圏の崩壊が早まるかも知れません。その国の政権が崩壊する可能性もあり得ます。

その前にはイスラエルのイラン攻撃の煙は消え去っていない、仮にイスラエルがイランを攻撃すれば、南欧諸国は大きな経済的影響を受けることになる。一部のブログではイスラエルがイランを攻撃するのは、中止したという書き込みがあるが、どちらの情報が正しいのかは図りかねるが、イスラエルは自国の安全が脅かされる事態になれば躊躇無く攻撃する国である。

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