2012年3月16日金曜日

優良企業は大赤字

三井住友銀行は今まで優良取引企業の業績悪化を受け銀行幹部は対応に走り回っている。
エルピーダは倒産しました。エルピーダには210億円融資しています。超優良企業といわれた各企業の最終損益は、東電6950億円、NEC1000億円、オリンパス320億円、ソニー2200億円、パナソニック7800億円、マツダ1000億円、商船三井290億円の赤字を出しています。合計すれば2兆円近い金額になり、三井住友銀行の純益が吹っ飛び経営へのインパクトは大きいものものがあります。

日本の製造業が衰退している証左とも言えます。各企業は大規模なリストラ、賃金の引き下げ、を提案しており最終的に社員や下請け企業にしわ寄せが行くことになります。
さらに日本での製造をあきらめ、賃金の安い東南アジアや中国、メキシコなどへ工場移転も加速しており、産業の空洞化がより一層進むことになります。

NECは国内・海外の人員1万人の削減を進めており、さらに労組に対して賃金の4%の削減を半年間の削減案を提案しています。

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