週刊ダイヤモンド(3/17日付)
週刊ダイヤモンド紙はメガバンクが保有する日本国債の金利上昇により、巨額の損失を計上すると書かれています。
前にもブログで書きましたが、三菱東京UFJ銀行が日本国債暴落に備えた、危機管理計画を策定したと書きましたが、他のメガバンク、計画を策定していることが判明しました。
日本国債の金利が上昇しないのは、日本国内の機関投資家が購入してきましたが、その中で銀行が最大の買い支えてきました。銀行は貸出先がないために、手持ちの資金を国債に投資し利ざやを確保してきました。
三菱東京UFJ銀行は国債を40兆円ほど所有し、国債が暴落すれば、巨額の含み損失が発生します。仮に金利が1%上昇すれば3メガバンクだけで約1.7兆円の評価損が発生すると試算されています。さらに、3%に金利が上昇すれば4.2兆円にまで膨れあがる。
三菱東京UFJ銀行が国債を売りに出せば地銀も雪崩を打って売り走り、国債の暴落が現実の物になる。
国債の大量保有がいかに高いハイリスクであるかが分かると思う。メガバンクも長期国債から短期国債へシフトをしており、リスク回避をしている。
国債の金利上昇が日本の銀行の息の根を止めるかも知れません。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2012年3月16日金曜日
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