2011年5月15日日曜日

貿易赤字7868億円の大幅な赤字

(新聞報道より)

財務省は12日発表した4月中旬の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は7868億2300万円の大幅な赤字になりました。東日本大震災の影響で、輸出額が前年同期比12.7%減と落ち込みが続いた一方、石油製品を中心に輸入額が増加したことで赤字がふくらみました。

月ベースでも赤字を記録すれば、4月としては7980年以来となります。輸入額は3兆1281億9700万円。中旬に限れば5.4%減で、前年より平日が1日多かったため、マイナス幅は3月下旬(13.1%、4月上旬(19.4%)に比べ縮まりました。ただ、サプライチェーン(部品供給網)の寸断や電力不足により、自動車を中心とした生産停滞が解消されず、輸出減少に歯止めがかかりませんでした。一方輸入額は14.2%増の3兆9150億2000万円。原発の稼働停止で火力発電の割合が高まり、燃料となる重油の需要が拡大したためとみられます。

地震の影響で経済にも大きな影響を与えています。原発が使えないために燃料の輸入が増えたのが赤字の大きな要因みたいです。東北の復旧を急がないと、貿易赤字が続くことになりかねません。

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